太朗のSo What?

世界最強の、主夫ブログを目指します!

かやつり草のある場所

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滋賀県で、
最近、知り合った友人の、

ちさちゃんとは、
ずいぶん、昔からの友人だった。

 

古いつきあい、ということになるので、

陽光差す、

彼女の部屋で、
お茶とお菓子を頂いていたとき、
自分の、失恋状態を説明してみた↓

tarouhan24.hatenablog.com

いや、このリンクには意味がない。(so what?)

読む必要などないし、読んでしまっていたら、すみません。
ちさちゃんは、尋ねてきた。


「失恋状態って、何なのか」と。


それに、何と答えるか?と、いう問題ではなく、
私は、失恋でもしていなければ、
ちさちゃんのことを書くのは、不可能だっただろう。

 

象徴的であろうが、
現実的であろうが、
失恋をすれば、大きなものを、失う。
傷だらけの、ひとりだ。
「ひとり」は、そこに、自分の場所を見定める。
本能的な修復作業だ。

場所。
ちさちゃん、彼女は、まるで場所だ。

私のための場所ではなく、彼女のための場所。

 

彼女は、‘かやつり草’と、いう場所と言葉を持っている。
*‘かやつり草’は、彼女のブログタイトル↓

sallygarden.hatenablog.com

 

これから、恋を失った私が、
ちさちゃんの場所に、行ってみたと仮定する。

 

 

比べたり、馴染めてないと感じることも、さみしさも、中途半端なつながりの中でいると余計にさみしいものです。

~‘かやつり草’ i am lonely but not aloneより~

 

 

ならば、どうすればよいのか?
今度は、私(so what?)が、ちさちゃんに、尋ねる。

 

 

意識して隠者となってみる

それがむりなら1人の時間をつくってみる 

根を張ってみる。

(いや根を張っていることにめをむけてみるか)

~‘かやつり草’ i am lonely but not aloneより~

 

 

 「なるほど」と、私(so what?)は、思う。
…なるほど、注意深く考えたら、そのようになるのか?

彼女は、世界一孤独なのかもしれない。
それならば、気を使わなくて済む。
ちさちゃんには、‘かやつり草’があり、
私には、so what?(だから何?)がある。
どちらも、孤独な惑星だ。
大きな声で、叫べばよい。
「お~い、そちらの寂しさは、どないなもんなんや!」

******************************************

彼女には、言葉以外にも、うたがある。


キぺルスパピルス…↓

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彼女は、彼女の場所で、
何にでもなれるのだ。
だから、ちさちゃんは、たまに自分を消す。
彼女自身が、場所なのだから、別に不可能なことではない。
彼女には、表現する必要すら、ないのかもしれない。
でも、ちさちゃんは、言葉と歌を届けてくれる。
親切な、道しるべのように。

バンド・メンバーはウクレレと歌うたいの、とむやんと、

芝生みたいなベース弾き、あきさん。
三人編成のバンドの中で、
ちさちゃんの声は、彼女の背中から溶け出すように、聴こえてくる。
ウクレレか、ピアニカの音を鳴らすときもある)

 

キペルスパピルスのショウのとき、
は、

どうするかというと、

彼女を、
暗い海原の灯台のようにして、
己の生きる場所を、確認するのだ。

ちさちゃんのうたが、
彼女の背中から聴こえてくる。
さらに、そのまた後に、言葉たちがひかえている。
言葉が、一言も話さない。
当然のことなのだ。
言葉が出てくるのは、
理解が足りていない、部分なのだ。
理解しつくしたことを、言葉にする必要はない。

かやつり草に、一番大事な部分は、
言葉に、出てきていないところなのだ。

ついでに言うと、
ちさちゃんは、
何かを求めて、遠くに行くとこもないだろう。
(根を張っていることにめをむけてみる)
旅は、必要かもしれないが、多くなくとも良い。

まるで、
私の
so whatの、

‘旅にでなかった’だ。↓

tarouhan24.hatenablog.com

 

私の部屋は、この「so what?
おいで下さいまして、ありがとうございます。

 

もし、ちさちゃんが、
私の部屋に遊びに来ていて、
そこから出ていったとしても、
私は、さほど気にしないだろう。
アテにしているわけではないはずだ。
なにせ、

彼女は批評眼を、持ち合わせているものだから、
批評を批評しても、

無限の合わせ鏡になるだけなのだ。
静謐な、ミニマル・ミュージックのように。
それこそ、‘so what?’的な。

’ これからは、
‘かやつり草’を読むときは、電気を消そうと思う。

そうすれば、私は、この胸の痛みからも、ようやく解放されるのだ。

ええで! ~あいつは、阪急ブレーブス~

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人間というのは、
脆い生き物で、
何にも依存せず、

「自己」のみで生きるというのは、難しい。

完全なる、無宗教状態だとは、
中々、言いきれるものではない。
これは、私自身にも言える。

イスラム教も、
キリスト教も、
仏教も、

インディアンの教えも、
天皇教も、
会社の社訓も、
ある種の政治思想も、
創価学会も、
自己啓発本も、
占い師も、

ジョン・レノンも、

何ひとつ、信じられなかったので、
本当に、病院送りになってしまった。
(感じは悪いが、イヤミで言ってるわけではない…)
今、現在、自分が延々と、主夫日記をつけているのは、
この辺りに、原因があるのかもしれない。

家庭すらなく、
本当に、街中をさまよっていただけの頃は、
野球だけが、ボクの生きがいだった。
これは、人間離れした状態だ。

関西人でありながら、
阪神タイガース」ノリに、
どうも、馴染めなかった自分には、


「阪急ブレーブス


と、いう選択肢があった。

とにかく、

オシャレである。
学校のプールの縁のタイルみたいな、

阪急電車に、
ピンク色のラインのユニフォーム。


高級感溢れる外壁の、

西宮球場(行ったことは、ない)
何より、
意味は知らないが、
ブレーブス」という、

何処か洗練された響き。

阪急黄金時代と言えば、

思い浮かぶ名前、
福本、大熊、加藤英、マルカーノ、ウィリアムス、高井、中沢、
長池徳二山田久志足立光宏山口高志

だが、これは後付けで、
76年生まれの私は、

こんな時代は知らん。

安保闘争」くらい、ピンと来ない。

実際は、
山田久志福本豊(もはや、決して走らない)
星野伸之佐藤義則、ブーマー、松永、石嶺、蓑田浩二
そして、何といっても、

アニマル・レスリー


と、いったところだろうか。

 

ウエさん(親しみをこめて)は、
関西大学を、
表口入学し、
(同期の村山実さんは、名前を書いただけで、通ったらしい。
 あくまでウワサ)
将来、進むべき道は、
法学か、野球か?の選択だった、
と、いうほどのインテリ。
野球の道を選んでからも、
常に手元に本を、4,5冊は置いていたらしい。

そんな人物が、
どうして、日本シリーズで、
「これ以上はムダやないか?」と、思えるような、
1時間19分もの、

猛抗議をしたのだろうか?

最も、
この伝説の抗議も、

ボクからしたら、歴史の出来事で、
リアルタイムで、

初めて、ウエさんを意識したのは、
阪急の大エース、

山田久志投手の、
連続開幕投手の世界記録を、
ウエさんの采配で、止めてしまったときだった。

後、天下のNHKのニュースか、ドキュメンタリーが、
ウエさんや、山田投手が、
それぞれの立場から
「あの時」を、
振り返るという、

ド不幸企画を、放映していた記憶が、
うっすらとある。
何か、スタジオだか、
どこか、場所が判然としない、
真っ暗な背景の中、
画面ドアップで、

何かを語る、ウエさんの話の中身は、
子どもの私に、

理解できるはずもなかったが、
その苦悶に満ちた表情は、

何かを、確実にテレビ画面の向こうに、伝えていた。

 

次は、もうはっきりと、記憶しているのだが、
ウエさんの、最後の現役監督としての仕事、
日本ハムファイターズの監督時代。
(最晩年の、落合選手が在籍していた)


さすが、

ウエさんの手腕、
日ハムが、

(確か相手西武やったかな…)
優勝争いの、

デット・ヒートを繰り広げ、
珍しく、

天下のNHKで、パ・リーグの試合が放送されるということで、
テレビをつけてみると、

 

そこに、ウエさんはいない…。


気の毒に、
一口では言えない、

事情があったらしく、

ご家族の、宗教問題で辞任するというのだ…

なぜ?なぜ?
ウエさんについては、
ホントにわからないことが、多かった。
ご自身は、
あの伝説の猛抗議について、
「引くタイミングが、見つけられなくなった」
と言ってたが、それでもよくわからなかった。

 

ウエさんのことを、
同じく、
パ・リーグの伝説的選手である、

西鉄ライオンズ豊田泰光さんが、

このようなニュアンスで語っていたと、
記憶する。

「頭が良すぎて、周りがバカに見える」
言い得て、妙である。

温厚で、知性的、冷静沈着な人物が、
意外と、瞬間湯沸かし器だったりする。
ウエさんのおかげで、
ここ一番、
あなたが、それを絶対やってはいかん、
という場面で、
人がとんでもなく、
エキセントリックな行動をとったりすることを、

全肯定とまではいかんにしろ、
何となく複雑な感情で眺める、
トコまでは、
自分を踏みとどまらせるように、
できるようには、なった。

何だって、明日は我が身なのである。

どういう人だったんだろうなア。
上田監督。
イメージかもしれないが、
結局のところ、

根本では、

単に、人情家だったのではないだろうか?
小選挙区制以来、
結果のみで全てが語られる、

世の中になり(多分)
効率と対策ばかりが求められ、
人情は、紙キレのようになってしまった。


ウエさんが、
その役割を、終えはったことで、
世の中から人情というものが、

少々は、復活するのではないだろうか?
と、思えんこともない。


自分はどうあがいても、
ドライにも、クールにも、

生きられそうにない。
より、一層、

熱く、ウェットに生きようと思います。


ええで!

 

今日は、只の日記~信楽に行ってきました~

 
昨日は、ちょいと信楽に行ってきましてね。
いつもの、逃亡癖です。
自分が、追われてるんか、追われていないのか、はっきりしないまま、
逃亡するのは、タチが悪いんですよ。
行き場所なくしますからね。
浮遊霊みたいな、モンです。
 
さて、信楽に入ると、
佐川急便のトラックが。
青い制服を着た、お兄さん、何だかコロコロとしている。
佐川のお兄さんといえば、
「佐川男子」というカレンダーが、発売されるくらい、
サッカー選手みたいな、筋肉質でシュッとした、
お兄さんがほとんどなのだが、ここは信楽
お兄さん、確かに、尻尾が生えていた。
ストレンジ…
 
今日のお目当ては、何といっても、
信楽開発センター大ホールにて、
こまっちゃクレズマ、ライブ!
 
オープニング・アクトは、キペルスパピルス

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普遍性を発揮する、とむやんの歌とトーク
毎回凝視してしまう、あきさんのベースも良かったけど、
この日は、ちさちゃんに、つきたな。
写真見てくださいよ、
すごく良くないですか♡
けど、何が良かったかってのは、書けないんですよね。
自分の顔のことが、書けないのに似ています。
自分だけが、気づいているのに、書けない。
ということは、同時に自分だけが、
気づいていない、ということなんですかね?
 
 
続いては、オトノワ楽団↓

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はい、

naomiちゃんは、私の太陽です。
一瞬の晴れ間で、マコトに美しく輝いてました。
気絶です。
スゴイことは、いつでも、前よりスゴイんです。
(ただのファンか…)
こんな風に歌えたら、こんなして、
コマコマと、文字を打つこともあるまいて。
フル稼働のmaeちゃんの、
ドラムと歌は、やっぱり踊りだしてしまう。
びっくりさせてくれるんです。

よう見たら、
バンドメンバー、全員知人でしたね。
みんな、何か楽器やってるし。
音楽知識が、全くないのが幸いして、
細かいニュアンスが、理解できず、
いや~モノを表現できる人たちって、スゴイなア。
と、完全傍観者で、

まるで、イカシタPVを見ているかのごとくの、
ドキドキワクワク感でした。

 

あ、ほんで今、
オトノワ楽団に、ピート・タウンゼントがいないんですね↓

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これは、前のライブの写真なんですけど。
この青春性が、欲しいなア。

(この方だけは、知人ではないんですが…)



つづいては、
激情のロックンロール・バンド
アフロ温泉↓

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 上記のスゴ腕ドラマーが、
人格とヘア・スタイルを変えて、
しょうもない8ビートを、叩かされてました。


「琵琶湖のほとりで逢いましょう」
は、涙が出るほどの、感動でした。



メインアクトの、
こまっちゃクレズマ↓

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これぞ、プロ!
という感じで、
初めてプログレのCDを聴いたときの、
興奮を思い出しました!
(単なる、キング・クリムゾンですが)

 

途中で、
ふらふらと、
散歩に行きました↓

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もう、この看板だけで、
完全に、勝負ありですね。

聞くところによると、
これは、暴走族の当て字に該当するものではなく、
信楽」の昔の漢字表記のようです。

 

 

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↑さすが、陶器の町。
こんなんも、あったりして。
つきあいたてのカップルが、行ってそうですね。
その真横で、無言でろくろを回したいです。

 

 

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セブンイレブン信楽長野店。
魔がさして、コーヒーを飲んでしまいました。
ちゃんと、マズく安心しました。
店員さんの愛想も異常に悪く、これも安心しました。

 

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社民党の、ポスター発見!
秘かに、ロゴ、かなりカッコいいと思うんですが。
「反対からは、何も生まれない」という論調も確かですが、
やはり、ひとつのパワーと、形がありません?

 

 

 川です↓

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 信楽まで来ると、
割と上流の方になるんかな?
水、きれいです。

 

 

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最後はやっぱり、コレ!↑
うちの玄関先のやつも、
ここで買いました。

 

滋賀、


とりわけ、この日の信楽には、
平和の「核」みたいなモノが存在しました。
ここから、世界に向かって葉が伸びて行きますよ~
必ず。
あなたも、見届け人になってみませんか?

作詞2

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久しぶりに、
作詞をしました。
作詞の体をなしてるのか、

わかりませんが…

2つ、あります。

 

①「腐りゆく」

 

あなたが笑って ぼくは笑う
あなたが怒って ぼくは怒る
あなたが悲しくて つられて泣く
ほんの少しも 待つことができない


借り物の平和に つかっていることに
あなただけが 気づいていた

 

軍隊が たまたまいない町に
住んでいることも

あなただけが 気づいていた

 

あなたは愛しい自分には 気づかなかった
ぼくは それを伝えることもしなかった

 

太陽の光は ぼくを腐らせてゆく
一瞬の晴れ間が ぼくを腐らせてゆく

水に映る鏡は ぼくを腐らせてゆく
飛び散る水滴が ぼくを腐らせてゆく

 

 

あなたが笑って ぼくは笑う
あなたが怒って ぼくは怒る
あなたが悲しいと つられて泣く
ほんの少しも 待つことができない


世界が 一種類だけではないことに
あなただけが 気づいていた

 

新聞に 書かれていることが
まともでないことも
あなただけが 気づいていた


愛する人が 他にいることも
あなただけが 気づいていた


あなたは愛しい自分には 気づかなかった
ぼくは それを伝えることもしなかった

 

太陽の光は ぼくを腐らせてゆく
一瞬の晴れ間が ぼくを腐らせてゆく

水に映る鏡は ぼくを腐らせてゆく
飛び散る水滴が ぼくを腐らせてゆく


雪の結晶は ぼくを腐らせてゆく
あなたの瞳の光が ぼくを腐らせてゆく

 

 

②「鏡よ、鏡」

 

あなたの 手の

中に ある

わたしの 胸 の鏡に

うつる 踊る あなたを

見ている わたしの

手の中に ある

あなたの 胸 の鏡に

うつる 踊る わたしを

見ている あなた

 

「好き」の上に 積み重なる何か
「好き」の上の 重なる余計なこと

 

わたしがいなくなった
あなたがいなくなった

 

あなたのことを振り返る時間がない
わたしのことを振り返る時間がない

 

あなたの 手の

中に ある

わたしの 胸 の鏡に

うつる 踊る あなたを

見ている わたしの

手の中に ある

あなたの 胸 の鏡に

うつる 踊る わたしを

見ている あなた

「好き」の上に 積み重なる何か
「好き」の上の 重なる余計なこと

 

わたしがいなくなった
あなたがいなくなった

 

あなたのことを振り返る時間がない
わたしのことを振り返る時間がない

 

わたしには寂しさが足りないのです
わたしは寂しさが欲しいのです

主夫日記6月21、22日 ~プール開き~

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日にちが、前後してます。

 

…もうすぐ、夏だ。


ムスコの小学校は、早くも、プール開き。
一年生ということで、
何もかも新しく用意しなければ、いけない。

ムスメを保育園に送った帰り、

近くの、
平和堂に立ち寄って、
一式揃えることにする。
とはいえ、明日が、プール初日。
悪い癖で、
何するのも、ギリギリになってしまうか、遅れてしまう。

そもそも私は、買い物が苦手だ。
特に、
実用的なモノを買い揃えるのは、
必要であるにも関わらず、
何故か、ムダ使いをしているような気持ちになる。
おまけに、決断力がない。

ボーリングの玉を選ぶにも、
下手をすれば、30分かかってしまう人間だ。

水着、
タオル、
ゴムぞうり、
水中メガネ、
水泳用カバン。


たった5つ、用意するだけなのに、
ヘンに混乱して、

学校からのお知らせのプリントを、
何度も、目を皿のようにして、見返す。


今時、

体をふくタオルは、
単なる、
バスタオルではなく、
ボタンつきで、
体に巻きつけて固定さしながら、
ふくことができる、専用のモノがあるらしい。
(使用中、子どもはてるてる坊主のようになっている)
イロイロと、新しいことを知る。

平和堂は、様々な店があり、
水泳道具も、3店舗で取り扱っている。
安く、機能的で、カッコ良いのを選ぼう。
3つの店をグルグル回り、
吟味に吟味を重ねる。
迷うほどに、
たった、5つの買い物が、
何倍もの数に膨らんでいくように、思える。
頭が、クラクラする。

 

水泳パンツ、

ムスコの腰回りは、
確か11センチだが、
最小でも、13センチのしかない。
パートらしき、女性の店員さんに、


「見たトコ、13センチが一番小さいんですが、出てる以外のモノは、
 ないですよね?ウチのムスコ、11センチなんですよ。大丈夫ですかね?」
 と、尋ねる。


店員さんは、キョトンとした顔で、


「わからないです…はい、無いものは、お取りよせになります…」
 と、答える。


困っている。
それはそうだ。

質問が、どこかおかしい。

 

買い物。

時間はかかったが、
結果に自信はあった。
3つの店舗から、
見た目、機能、価格、最良のモノをピックアップした!(つもり)
(特にこの水泳カバンなんざあ、収納が二か所あって、この値段!)

私は、ひとり自分の買い物上手さに、酔いしれた。

 

 

5時間授業が、

定着したとはいえ、
やはり保育園に比べ、
ムスコはずいぶん早くに
帰ってくる。


保育園にお迎えに行ったときは、
ソコソコ、遠い保育園だというのもあり、
朝、どれほどケンカをしても、
夕方になれば、
「やっと会えた!」
と、子どもたちをハグするほど、
一日一日、懐かしさを感じていた。

小学校は、行ったと思ったら、

帰ってくるような、感覚なので、
かわいいムスコとはいえ、


「また、オマエか」てな感じになる。


ムスコとて、
家でムスッとして、パソコンの前に座り、
当てのない仕事を、試みてるオヤジが、
何となく、鬱陶しそうだ。

 

ところで、
以前の主夫日記に、

ムスコが毎日のように、
仲の良い子が通う、学童に遊びに行きたがって、泣いてしまい、

弱っている~

と、いう話を書いたことがあるが、

tarouhan24.hatenablog.com

 

入学して、3か月が経ち、
すっかり、

新しい友達がたくさんできたようで、
学童通いも、
「〇〇君が、来てって言うから、行くわ…」
と、消極的なものになっていき、
次第に、学童の仲良しの子からは、


「ダイちゃん(ムスコ)全然っ、学童こおへんし!」
と、いうクレームすら、聞かれるようになってきた。

そして、

ついに、学童には全く行かなくなった。
行かなくなった当初は、
近所をブラブラとし、

やむなく、私もついて行き、
同じく学童に通わず、
近所をブラブラしている、
同じクラスの子と、
つつじの花の蜜を吸って、
遊んだりしていた。


始終、

ついて回るわけにもいかないので、
腕時計を買い与えたりして、
「何時までに帰ってこい」
「〇〇公園の近くで遊べ」
などと継げ、
心配ながらも、
徐々に、自由にさせていった。


すると今度は、
ムスコ、
学童に行っていない、

同級生を、やたらと家に連れてくるようになった。
我が家は集合住宅ではなく、
道路に面した、古い一軒家の借家で、
どちらかというと、
外に開かれている感じだ。
まあ、子どもには入りやすい。

おかげで、私は、
近頃、子どもへの態度が、悪くなった。

過去、
保育園の子どもは、
それはやはり、小さく、
ムスコごと、お友達も抱きしめるほどに、
かわいがったものだ。
新一年生連中を見ても、
保育園児との比較で、
特に、かわいく感じない。
だから、
ムスコが連れてくる友達にも、
私は、ムスコ同様、


「また、オマエか…」


と、いう態度で接してしまうものだから、
ムスコの友達たちも、
私のことを、
遊びに水をさし、
何故か、いつも家にいる、
鬱陶しいオッサンくらいにしか、
思っていないだろう。
言うことも、

ぶっきらぼうな口調で、


「何もやらんぞ、お茶だけはやる」
「時間になったら、ちゃんと家帰れ」
「トイレの電気消せ」


など、ほとんど、自分の子どもと区別がついていない有様だ。
この間など、
小学5、6年性くらいの男の子がやってきた。


「入ってもいいスか!」
「お邪魔しまっス!」
と、こう来る。


何なら、もう中学生だ。
ここまで来ると、カワイイもクソもあったものではない。
地井武男さんか、オレは…

ところが

ムスコ、
誰も連れてこず、
学童にも行かず、
家にいるだけのときも、ある。
私は変わらず、
特にムスコにかまわない。
家事をしたり、パソコンに向かったり…
ムスコは、マンガを読むことを覚え、
割に、ひとりの時間を過ごすようになってきた。


「宿題しろ」


と、一応は声をかけて見るが、
やるはずもない。


私が作業に行き詰ると、
たまに、
二人でぼ~っとすることも、ある。
別に、何でもないことのようだが、
(夢がかなったのかも、しれない)とも思う。
派手に遊ぶわけでもなく、
ムスコとふたりぼ~っとする。
わずらわしさも、
メンドくささもなく、
気が向けば、
ムスコの頭を撫でてみる。
固くて多い、髪の毛を感じる。
幸せ、というのだろうか。


くたびれた私が、

ソファに寝転がっているときなど、
そっと部屋に入ってきて、
私の瞼を、
「よ~く寝るんやで」
とでも言いたげに、さすってくれることもある。


旧来、ママがやることが多かった役割を
やっている、「主夫」

小言を言うことも、多い。
「イザというとき怒る」ではない、
よく怒る、オヤジだ。
こんな父に、どうして、

こんなに優しくしてくれるのかなア。
と、半分眠りながら、しみじみ、ありがたく思う。

 


プール初日の夕方、
ムスコに尋ねる。


「今日、プール無事にあったのか?」私
「うん」ムスコ

「水泳パンツは、大きくなかったか?小さくなかったか?」
「ウン!ちょうど良かったよ!」
「名前書くの、ウッカリ忘れてたけど、大丈夫やったか?」
「大丈夫!何もなかった」

「タオルは、大きくなかったか?」
「大きくなかったよ。あの巻くタオルだけで、良かったよ。
 フツーのタオルいらんかった」
「そうか…持ってこいって、書いてあったんやけどなア…ほなまあ、
 次から、入れんとこかな」

「水中メガネ、使ったか?」
「うん、使ったよ」
「きつくなかったか?」

「きつくなかった」

「ゴムぞうりは、大きくなかったか?」

「ちょうど良かった!」
二年生を見越して、大きめのばかり買っていたんで、
心配だった。

「カバンは、使いやすかったやろ?」
「うん、良かった」

まるで、宿題の答え合わせをしているかのようだ。
こちらが、
細かいコトを気にし、
手間ヒマかけて、買い物をしたところで、
ムスコは、そんなに細かいことは、気にしていないようだ。

まあ、大事に使っておくれよ。
それともう、消しゴムなくさないで、おくれよ。

朝顔

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ムスコが、

学校から、朝顔を持ち帰ってきたのだが、
ロクに世話をしない。
毎日、私が水をやっている。
まさかの、小学校以来の、朝顔の成長観察だ。
メンドくさくても、毎日、水をやる。
葉は大きくなり、
つるは、空にむかって伸び行き、
支柱の高さを越え、
自らの重みに負け、
だらりと、垂れ下がる。
行きどころのなくなったつるを、
横向きに、支柱に巻きつけるやり方を、
不意に思い出す。
33年ぶりの、行動だ。
指が記憶していたことに、

びっくりする。

赤紫のが、ひとつ咲いた。

 

主夫日記6月23日 ~虱(しらみ)~

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 ここのところ、
主夫日記を書いていなかったし、
ムスコの成長について、
書きたいコトもあったので、
今日あたり、
ボチボチかな、
と、思っていたら、
思いがけない展開になった。

子育てに、予定調和がないことを、
あらためて、思い知らされる。

いつものように、
ムスコと一緒に、
ムスメのお迎えに、保育園に行くと、
担任の先生が、何やらシンミョーな顔で、


「お父さん」と。


(ヒネてる性格なので、こう呼ばれるたびに、
 『私は、お父さんという名ではない』と、思ってしまう)

元気イッパイのムスメさん、
どうせ、いつものように、
転んでケガをしたのだろう、と思っていたら、
先生は、ムスメの髪の毛をかき分け,

 

「お父さん、ミッちゃんの髪の毛これ、アタマ虱かもしれないんですよ」

一瞬、何のことか、サッパリわからない。


先生は、言う。


「最初フケかと思いましてね、取ろうとしたんですけど、
 こう、くっついて、取れないんですよ。

 これは、虱の可能性高いです。 

 私らでは、判別つかんので受診してください。

 まあ、おそらくクロではないかと」

 

ほんでもって、タオルは、別々に使った方が良いとか、
お兄ちゃんも、診てもらった方が良いとか、
先生、えらくソワソワするもんだから、
こっちにも、ソワソワが移る。
と、いうか、
頭虱って、そんな大ごとなのか?

 

「コレ、アタマ虱って、どうなるんです?」


と、間抜けな質問をしてみる。


「この白い、いっぱいあるのは、たまごですから、
 これがかえると、エラいことに…」


ああ~やめてくれ、オレはこういうのダメだ。
何か、自分の頭まで、痒くなってきた。

木曜日の午後で、
近所の小児科はやっていない。
仕方なく、総合病院に行くことにする。
一度帰宅し、
ご飯をタイマーセットし、
お茶と受診グッズを揃える。
何か、エラく憂鬱な気分になり、
共同購入で持ち帰った、卵を二個割ってしまう。

予想外の受診の面倒さもあるが、
「虱」って…

ムスメは、
ムスコもそうなのだが、
髪の毛がタイヘン濃く、
ムスメが、生まれたとき、
私は幸運なことに、
立ち会うことができ、

ムスメが計りに、
乗ったときも、傍にいたのだが、

感動と共に、
「見事な髪の毛!」と、思い、
安心したのを、覚えてる。
何せ、フサフサでした。

ところが、この髪の毛が、今はやっかいで、
濃い上、
伸びも早く、
ほっとくとすぐ、
ラモーンズみたいになってしまうので、
週明けの朝、前髪を切ったばかりだった。

洗髪も、ラクでなく、
特にドライヤーがタイヘンだ。
正直、冬場は毎日洗ってはいない。


空梅雨とはいえ、
もう6月、
も少し、洗う頻度を増やさないと、
と、思っていたところだった。
何か、自分のせいで、
虱がわいたみたいで、
ますます重た~い、気分になる。

病院に行くと、
バカバカしいかもしれないが、
マスクを二人につけさけ、
格好を、つけているわけではないが、
待ち合いで、
妙に丁寧に絵本を読んでしまう、
自分がいる。
「三匹のヤギのがらがらどん」
の、パチモンみたいな絵本を読んでいたところで、
問診票に、
「アタマ虱の疑い」
と、書きこむと、
看護師さんが、
「それならば、皮膚科へ」ということ。
そうなのか!総合病院に来たことが、幸いした。

開き直った気分の私が、

適当(適度?)に相手をしているせいか、
二人とも、そんなにぐずらない。
ムスコは、
「怪傑ゾロリ」の本を、
私に、読みきかすのだが、
子どもだましな内容で、全く面白くない。
ただ、作中に出てくる、

『なぞなぞ』にはつい、真剣になってしまう。

さほど、
病院も繁盛していない時期なのか、
幸い、長く待つこともなく、
診察室に呼ばれる。
これこれこういう経緯で、
アタマ虱かもしれないんですよ、
と、私が説明すると、
何か、
ドクターは
「私だけが知っている」風の笑顔を見せ、
楽しそうである。
ピンセットでムスメの髪の毛から、

白いモノを取り、薄ガラスに乗せて、
顕微鏡で覗く。

「ああ~これは、虱ですね」
と、やはり嬉しそうに言う。
「何なら、お父さんも見はります?」と、来る。
顕微鏡を覗くなど、中学生の時以来だ。
見てみると、ああそうだな、といったトコ。
オレは、こういうのは、苦手だ…。
ああ~ヤダヤダヤダ!!!
ドクターは、ムスコにも、
「お兄ちゃんも、見てみる?」と、言う。
ムダに好奇心旺盛な、ドクターである。
ムスコは、

テンションが上がるかと、思ったが、
何故か、あまりピンと来ていないようだ。

飲み薬などはなく、
薬局で、
ソレ用の薬剤シャンプーを購入しろ、ということ。
(結構な出費である)
普通は、頭皮に化学薬品など、使用しないのだが、
顕微鏡を覗いたショックで、
今回限りと、あっさり妥協。

19時過ぎには、帰宅することができた。
パートナーが、疲れた体に鞭打って、

1品作ってくれている。

洗髪が、いつもに増して、
タイヘンだった。
アタマに何かつけるのを、ビビるムスコは、
水中メガネ姿。
何かと、
「うわああああ」と、大げさに叫び声をあげる。


薬剤をつけたら、効果を出すために、
5分放置、
香料が、気になるので、
すすいだ後は、石鹸で洗い、
またすすぐ。
これを二人に、行った後は、
車二台を手で洗ったくらいの、
労力を使った気がした。
これを、またドライヤーで乾かす。

乾かしても、
薬剤が、ホントに効いているのか、
どうも、気になり、落ち着かない。
(たまごは残っても、成虫は死ぬらしい。たまごを、
 撲滅さすためには、もう数日、同じ薬剤で洗う必要が
 あるということ)

通園・通学には支障はない、らしいので、
とりあえずは、助かった。

それにしても、
最初に気がついたのが、
経験があるとは言え、
自分でなく、

園の先生なのが、寂しかった。
気づいた先生は、
ムスメの髪の毛を、
よく、可愛い編み込みにしてくれる。
私には、とても出来ない。
ムスメの髪を、ふと、さわった時にでも、
気づいたのだろうか?

不意に
「オトコ親の限界」
何てものを、ずいぶん久しぶりに連想し、

感傷にひたりかけたが、
パートナーによると、
「それは別に、カンケーないのでは」
と、いうこと。

そうだ、確かにカンケーない…。
滅多にないことだが、
ヘンな思いこみというか、
幻想は、
自分の中から、湧いてくるのもだな、
これだけ、
主夫業を重ねてても、と思った。

 

あ、ブログ記事50本目ですね。
50本目が、コレかよ…