たろうの音楽日記

日々の音楽活動に関する覚え書きです。

宮古島、ジェンダー、野党共闘、愛、平和

ごく身近な人が宮古島に行き、帰ってきた。この2021年11月14日、宮古島に建設された自衛隊の訓練場に、大量のミサイル弾薬が運び込まれることは、私も知っていた。彼女から、ミサイルが運びこまれた翌日の、夜の島の様子を聞いた。弾薬庫は、村落のごく近く…

大阪維新について

松井一郎や、吉村洋文の発信を見るたびに、ポピュリズムの精神構造というのは、弾を込めたらすぐ作動する、速射砲みたいなもので、熟考は邪魔になるのだなと思う。自分には、大阪維新(どこまでも『大阪維新』なのだ!)の、冷血性に対しては、軽口を叩けない…

天安門事件

一年前の今日、SNSに投稿した文章です。今でも基本的な考えは変化していないので、ブログに転載します↓ *天安門事件は、76年生まれの私にも心的外傷です。 中学生のとき、久米宏が出演しているテレビのニュース映像で、学生たちが制作したであろう、洗練さ…

コロナウイルスとロックンロール

不思議な気持ちで生きている。コロナウイルスが、世界を覆いつくしている、この現在、信じられないことばかり、起こっている。新聞をパラパラと開くと、やれ、中国とアメリカが協力体制に入っただの、やれ、ロシアがアメリカにマスクを贈っただの、やれ、中…

京都市長選2020の感想~市民の終わり~

2020年の、京都市長選挙とは、一体何だったんだろう?と、考える。自分が、あの市長選挙に、今までに無く関心を持ったのは、他愛もない理由で、地元伏見区の投票率が、伝統的に非常に悪く、選挙の足を引っ張っているという、悪評を聞いてのことだった。たま…

京都市長選について思うこと

京都市はこれから、市長選挙に入る。応援する予定候補が見つかったので、選挙運動のついでに、歌を歌っている。(歌のついでに、選挙運動をしたくはないものだ) 自分は選挙運動が大の苦手というか、キライなので、選挙期間は、基本的に憂鬱な気持ちで過ごさ…

12月13日~劇団石(トル)の『キャラメル』を観に行く~

劇団石(トル)の『キャラメル』を観に行く機会は、何回かあったはずだが、意図的に避けていた。というより、決して観に行かないでおこうと、思っていた。理由は簡単で、劇のテーマがわかりきっていたから。加害の感性を、色濃く持つ自分が、わざわざ、しんど…

「死刑 天皇 人間③」~人間~

結末から書くと、私たちニッポン人は、下からは死刑という恐怖、上からは天皇という神に挟まれ、生きている。だから、私は死刑制度と天皇制に異常な関心がある。このテーマのブログは、3部作で↓これまで、2編を書いてます↓「死刑 天皇 人間①」~死刑~死刑制…

4月15日~今まで生きてきた中で一番幸せです~

こんにちは、太朗です。はじまってます。「適応障害ツアー」(説明は、先日のブログにあります)↓http://tarouhan24.hatenablog.com/entry/2019/04/14/095720私が生きてることそのものが、適応障害ツアーなんですね。さて、嬉しいことがありました。「今まで生き…

「死刑 天皇 人間」~②天皇~

生きてるうちに、決して実現して欲しくないことが、二つあった。それは、①立〇民主党を中心とした、野党共闘が功を奏し安倍内閣崩壊、政権交代。友人たちの家で、次々と持ち寄り歓迎ホームパーティーが始まり、自分が孤立する。②何か知らんけど、元号とやら…

「死刑 天皇 人間」~①死刑~

*あけましておめでとうございます。今回は、2017年11月9日に書いたブログ↓ tarouhan24.hatenablog.com を、リメイクしてみました。大変、気に入っていた内容なのですが、即興的に書いたので、文章が荒く、いつか手直しをしたいと思っていたのです。このテー…

2018年12月14日 ~藤田嗣治展を観に行く~

休日。会期ほとんど、ギリギリの所で、藤田嗣治展を観に、京都国立近代美術館に行く。ほとんど、知識ゼロ。(何故、知らなかったのだろう?) 観客の中には、丸メガネに、オカッパ頭の、藤田嗣治になりきった若者の姿をちらほら見かける。まるで、ローリング…

人は何のために生きるのか?

最近は就職して、5歳のムスメの保育園の送り迎えも、休日くらいしか行かなくなってしまった。そんなたまの、送り迎えで、主夫時代の友達に会えるのが、嬉しい。この間、貴重な存在である、唯一のパパ友に会い、自分が就職したことを報告した。育休中の彼に…

ド不幸自伝 最終回~エピローグ、家族のこと~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で働くことになった自分は、‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモアイのために、金を借り入れる。モアイは逃走し、シ…

ド不幸自伝⑮ ~小泉純一郎~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で働くことになった自分は、‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモアイのために、金を借り入れる。モアイは逃走し、シ…

ド不幸自伝⑭ ~コラム医師と、催眠療法~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で働くことになった自分は、‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモアイのために、金を借り入れる。モアイは逃走し、シ…

主夫日記3月28,29日 ~沖縄家族旅行の思い出②~

出立前に大きな問題が、まだ残されている。私は、飛行機がこわい。めちゃめちゃ、こわい。これから行くという時に、何を今さら、と言われるかもしれないが、こわいものは、こわいのだ。私は20代前半の頃、精神疾患的なものを患ったことがあり、(詳しくはブ…

主夫日記3月28,29日 ~沖縄家族旅行の思い出①~

家族で沖縄旅行に、行くことになってしまった。主たる目的は、会社員を辞め、独立開業するパートナー(女性)が、本島中部の西原で行われる、勉強会に参加するためである。パートナーの生業は作家。「みるまに」という名で、数秘術と刺繍を組み合わせた、独…

ド不幸自伝⑬ ~不幸の終わり~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモアイのために金を借り入れる。モアイは逃走し、ショ…

ド不幸自伝⑫ ~精神病棟見学記⑵~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモアイのために金を借り入れる。モアイは逃走し、ショ…

ド不幸自伝⑪ ~精神病棟見学記⑴~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモアイのために金を借り入れる。モアイは逃走し、ショ…

主夫日記2月22日 ~北神圭朗さんの政治塾で学ぶ~

今日は、ちょっとムリをして、前衆議院議員で、現在は無所属で浪人中、あの北神圭朗さんの、政治塾で勉強してきた。 北神さんには、以前、日米地位協定の勉強会でお会いしたことがあり、言うならば「アウェイ」の集まりで、逃げも隠れもせず語り合い、そのス…

ド不幸自伝⑩ ~不幸とは何か?~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモアイのために金を借り入れる。モアイは逃走し、ショ…

ド不幸自伝⑨ ~春はこわい~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモアイのために金を借り入れる。モアイは逃走し、ショ…

ド不幸自伝⑧の2〈修正版〉 ~あの子との別れ~

【お知らせ】前回、自伝の⑧を書いたのですが、読者の方から、ご指摘を頂いたことで、作品として大きな弱点があることに思い当たり、やや修正させてもらいました<(_ _)>これを⑧〈修正版〉として、2回に分けてアップしますね。(長くなったので)修正前のも、そ…

ド不幸自伝⑧の1〈修正版〉 ~モアイとの別れ~

【お知らせ】前回、自伝の⑧を書いたのですが、読者の方から、ご指摘を頂いたことで、作品として大きな弱点があることに思い当たり、やや修正させてもらいました<(_ _)>これを⑧〈修正版〉として、2回に分けてアップしますね。(長くなったので)修正前のも、そ…

ド不幸自伝⑧ ~二つの別れ~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。モアイは工場の若者を集めて、粉もの屋を開店する。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、消費者金融でモ…

ド不幸自伝⑦ ~精神科医~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。モアイは工場の若者を集めて、粉もの屋を開店する。自分はモアイと、頽廃的な遊戯を繰り返した果てに、理由もなく、消…

ド不幸自伝⑥ ~愛せたかも知れない、そして発症~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。モアイは工場の若者を集めて、粉もの屋を開店する。自分はモアイと、無意味に頽廃的な遊戯を繰り返す。果てに、理由も…

ド不幸自伝⑤ ~私説サイコパス~

≪前回までのあらすじ≫:20代前半。両親の借金のため、兵器工場で、働くことになった自分は‘モアイ’像によく似た男と、知り合いになった。モアイは工場の若者を集めて、粉もの屋を開店する。自分はモアイと、怪し気な賭博場への潜入や、デタラメな沖縄旅行な…