太朗のSo What?

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主夫からみた女性差別①

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こんにちは、ボクは40歳で主夫をやっています。

子供は、ふたりいます。上が男の子で6歳、下が女の子でもうすぐ3歳。
ボクや、多くの人は主夫といえば、ジョン・レノンを思い浮かべるんじゃないでしょうか。彼が人生の一時、主夫をしていたというのは、まだ数少ない主夫にとって、誇らしいことだと思います。

彼の最後の公式録音作品は、彼の最高のパートナー、オノ・ヨーコ(彼女の最高のパートナーがジョン?)とコラボした「ダブル・ファンタジー」ですが、ボクは彼の単独作の中でこれが一番好きです。

アルバムの中の一曲に有名な「ビューティフル・ボーイ」という美しい歌がありますが、この歌などは、彼が主夫を経験してなければ生まれなかった作品なんじゃないかと感じます。自分の息子を優しく見つめるような、愛に満ちた世界は、男性独特の戦いと理屈の世界からは生まれないと思います。ボクもかつては戦いと理屈の世界にいました。つまり外で働いていました。(とはいっても、アルバイトなのですが)それは明らかにボクには向いていない世界でした。


ボクが主夫になったのは偶然ですが、外で仕事をしていた頃に比べて、精神状態の良好ぶりは雲泥の差です。もちろん、パートナーとの話し合いが、丁寧になされてないと、成り立たないことだし、経済や保育環境の問題を抜くことはできません。ですが、今日はそのことはひとまず置いといて、ひとたび「主夫」という視点を獲得すると、人には何が見えてくるのか、ということに重点を置いてお話させていただきたいんです。それは、自分くらいしか気づいてないであろうことを、伝えることは自分の主夫人生の急務であるのではないかと直感で感じているからです。


それではまず、少年時代に萌芽があった、ボクの「主夫才能」からお話し致します。主夫は本来、無条件に向いてない人でもない限り、誰でもできるだろうし、主夫才能の型もいろいろあると思います。料理がうまい、赤ちゃんや子供が好きなど。でもボクは違って、そういうことはメンドくさくて一切やらない子供だったし、今でもメンドくさいです。家事育児がメンドくさいボクの、唯一の主夫才能は「モノの感じかた」です。

 

小学一年生のときのことです。

社会の教科書に、とある家庭の一日を描いた物語が載っていました。典型的な家庭のモデルケースを子供に伝えるのが目的のようでした。絵がきれいだったので、ボクは授業に関係なくてもそのページを開いて、よく見ていました。内容は、お父さんがバスの運転手の仕事をしていて、お母さんは家で掃除洗濯や料理をしたりして、お父さんや子供の帰りを待っているというものでした。お父さんや子供が帰ってくるときの、夕焼け空は非常に美しく描かれていて、ボクはうっとりと教科書のページをめくってはいたんですが、

「でも、お父さんが外で働いて、お母さんが家で働くのは、決まってることなん?ボクも大人になったら、絶対そうせんとアカンの?女の子はみんな家で料理をせんとアカンの?」と何となく感じていました。それは、箱にぎゅうっと詰められたような、息苦しい感覚でした。
教科書から目を離して後ろを振り向くと、教室の壁には、模造紙に男女別々、ひらがなで書かれた名簿が貼りつけられていて、男の子の方が先に目につくような配置になっていました。出欠をとるときは、先生が男の子の方から、先に呼び始めるのを不思議に感じていました。小学生のボクはポチポチ、いろんなことが、おかしいと思いはじめていたんです。

『何故、男が外で働き、女が家の仕事をすると決めつけるのか。誰が、決めつけてくるのか?』

子供の頃から持っていた、こういったモノの感じ方が、ボクの唯一の「主夫才能」なんです。

つづく