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太朗のSo What?

世界最強の、主夫ブログを目指します!

主夫日記5月14日 ~三枚の絵~

 

軽く、行きます。


以前、ムスメが
「お父さん、ミッちゃん(ムスメのこと)、描いて!」
と言うので、
リクエストに答え、
テキト~に描いたところ、
思いがけず、何とも言えん、
イイ感じのフォルムに仕上がったので、
保存版として、残しておいた↓

f:id:tarouhan24:20170515000219j:plainムスメも、
これを、非常に気に入ってくれ、
自ら、セロテープを使って、
何故かトイレのドアに貼りつけ、
「展示」したほどだった。

ところが、
アニキの方が、
トイレのドアに貼りつけられた、
この絵を見て、
「目がコワい」
と、困った顔をして言う。
「え~コレ、ミッちゃんやで」
と、ボクが言うものの、
(まあ…確かに、目力ありすぎるかもな)
とも、思った。
自分自身、子どもの頃、
ライトが割れた車を怖がり、
ギャンギャン泣いていた、記憶がある。
ムスコ、感性が豊かなのだ。

ところが、悲劇発生。
ムスコが、喜々とした表情で、
「ミッちゃんの絵、オモシロくした!」と言ってくる。
何だと思い、
絵を見てみると、

f:id:tarouhan24:20170515000858j:plain

こんなことに、なってしまっていた。
(むしろ、コッチの方が怖い気がする)

「あのな、お父さん、この絵は、ミッちゃんに残そうとしてな…」


二の句が出てこない、ボク。
ムスコは、思っていた反応と違うので、
目を見開いて、キョトン。

すると、ムスメは、


「ミッちゃん、かわいく描いてもらったのに~!!!」


と、大泣き。
立ちつくす、ボク。
「これは…アカンで」と言うのが、精一杯。
今度は、事の重大さが、理解できたムスコが、

ワ~~~~~~~~ン!!!

と、大泣き。
大泣きの合唱。
(そら、悪気はなかったん、わかるけど)

その場をどうやって収めたのか、
よく覚えていないが、
(おそらく、連れ合いが間に入ったものと、思われる)
ムスコに、
「やっぱり、人の描いた絵の上に、
勝手に描くのは良くないよ。
ダイちゃんも、そんなことされたら、
イヤやろ」と、普通に注意して、
終わったはず…。

何と~も、やり切れないなあ。
と、思っていた後日。

ムスメがまた、
「お父さん、ミッちゃん描いて」と言う。
先の悲劇を思い出し、
どうも気が、すすまない。
書いてみるものの、
イマイチな出来だ。
でも、ムスメは何か、嬉しそうというか、
手ごたえを感じてるというか。

少し経ってから、
ムスメがまた、
「お父さん、見て」と言う。
すると、先ほど描いた絵を、
またしても、セロテープで壁に貼りつけている。
(あまり、出来のよくない絵なんやけどなあ)
と思いながら見てみると、
何やら、手が入っている↓

f:id:tarouhan24:20170515002313j:plain背景に、描いた覚えのない、
ハートや苺が、描かれている。
すると、ムスメは、


「お父さんが、ミッちゃん描いた。
ダイちゃん(アニキ)が『はーと』描いた!!!
ミッちゃん嬉しいねん!」


と言うのだ。
なるほど、ボクが描いた、ムスメの絵の上から、
いつの間にやら、

兄にバックの模様を描いてもらっていた、らしい。
………ふと、ボクは思った。

これは、ムスメ、
前回、アニキの落書きで、
皆が泣いてしまった状況を、

1から洗い直して、
不幸になる人間を、全く無くそうとしたのではないか?

元絵を描いたボクも嬉しく、
その上から描いたアニキも嬉しく、
ムスメ自身も、その絵を気に入って、
「嬉しいんやで、お父さん!」
という状況を、
作り直す努力をしたのではないか?

思い出した。


まだ、パパになってさほどでもない、
イクメン時代、
たまの、保育園のお迎え、
乳児だったムスコが、教室でワンワン泣いている。
すると、同じクラスの男の子が、
ボクの体を、ツンツンと指でつついてきた。
愛想を、使ってくれているのだと、
ボクは思い、その子に笑顔を見せると、
園の先生が、
「お父さん、(ボクをツンツンしていた)○○くんは、

ダイちゃんが泣いてるのを、
何とかしようと思って、お父さんに助けを求めたんですよ」
と、教えてくれた。

このとき、

子どもは、大人が思っている以上に、
自分以外の周りをよく見て、
状況が、良くなるように、
気を配り、
出来る限りの工夫をするのだ、
と、いうことを知り、
中々に忘れられない、エピソードとなった。

このときの、男の子にしろ、
ムスメにしろ、
やっていることは、
ものすごく高次元の、
精神的な、試みではないか。


こうして見ると、
今の政権は、どうだろう。
アメリカ…日本…。

不幸せ、犠牲になる人間を出さない、
などという精神は皆無で、

「自分たちの、やり方に反するものは、
正義に非ず。排除し、拘束し、
そして、犠牲となってもらう」
という、ほとんど、非人間的な、
開き直りと、言えるものしか感じない。

人間が、本来持っていたはずの、
心を、完全に失ってしまっているものが、
政治のトップにいる。
これは、異常事態なのだ。

彼らを、子どもっぽいというのは、
子どもに失礼で、
ボクらは、子どもにこそ、学ばないといけないのだ。

失った人間性を、取り戻させてくれるのは、
子どもなのだ。