太朗の主夫日記 ~So What?~

世界最強の、主夫ブログを目指します!

ええで! ~あいつは、阪急ブレーブス~

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人間というのは、
脆い生き物で、
何にも依存せず、

「自己」のみで生きるというのは、難しい。

完全なる、無宗教状態だとは、
中々、言いきれるものではない。
これは、私自身にも言える。

イスラム教も、
キリスト教も、
仏教も、

インディアンの教えも、
天皇教も、
会社の社訓も、
ある種の政治思想も、
創価学会も、
自己啓発本も、
占い師も、

ジョン・レノンも、

何ひとつ、信じられなかったので、
本当に、病院送りになってしまった。
(感じは悪いが、イヤミで言ってるわけではない…)
今、現在、自分が延々と、主夫日記をつけているのは、
この辺りに、原因があるのかもしれない。

家庭すらなく、
本当に、街中をさまよっていただけの頃は、
野球だけが、ボクの生きがいだった。
これは、人間離れした状態だ。

関西人でありながら、
阪神タイガース」ノリに、
どうも、馴染めなかった自分には、


「阪急ブレーブス


と、いう選択肢があった。

とにかく、

オシャレである。
学校のプールの縁のタイルみたいな、

阪急電車に、
ピンク色のラインのユニフォーム。


高級感溢れる外壁の、

西宮球場(行ったことは、ない)
何より、
意味は知らないが、
ブレーブス」という、

何処か洗練された響き。

阪急黄金時代と言えば、

思い浮かぶ名前、
福本、大熊、加藤英、マルカーノ、ウィリアムス、高井、中沢、
長池徳二山田久志足立光宏山口高志

だが、これは後付けで、
76年生まれの私は、

こんな時代は知らん。

安保闘争」くらい、ピンと来ない。

実際は、
山田久志福本豊(もはや、決して走らない)
星野伸之佐藤義則、ブーマー、松永、石嶺、蓑田浩二
そして、何といっても、

アニマル・レスリー


と、いったところだろうか。

 

ウエさん(親しみをこめて)は、
関西大学を、
表口入学し、
(同期の村山実さんは、名前を書いただけで、通ったらしい。
 あくまでウワサ)
将来、進むべき道は、
法学か、野球か?の選択だった、
と、いうほどのインテリ。
野球の道を選んでからも、
常に手元に本を、4,5冊は置いていたらしい。

そんな人物が、
どうして、日本シリーズで、
「これ以上はムダやないか?」と、思えるような、
1時間19分もの、

猛抗議をしたのだろうか?

最も、
この伝説の抗議も、

ボクからしたら、歴史の出来事で、
リアルタイムで、

初めて、ウエさんを意識したのは、
阪急の大エース、

山田久志投手の、
連続開幕投手の世界記録を、
ウエさんの采配で、止めてしまったときだった。

後、天下のNHKのニュースか、ドキュメンタリーが、
ウエさんや、山田投手が、
それぞれの立場から
「あの時」を、
振り返るという、

ド不幸企画を、放映していた記憶が、
うっすらとある。
何か、スタジオだか、
どこか、場所が判然としない、
真っ暗な背景の中、
画面ドアップで、

何かを語る、ウエさんの話の中身は、
子どもの私に、

理解できるはずもなかったが、
その苦悶に満ちた表情は、

何かを、確実にテレビ画面の向こうに、伝えていた。

 

次は、もうはっきりと、記憶しているのだが、
ウエさんの、最後の現役監督としての仕事、
日本ハムファイターズの監督時代。
(最晩年の、落合選手が在籍していた)


さすが、

ウエさんの手腕、
日ハムが、

(確か相手西武やったかな…)
優勝争いの、

デット・ヒートを繰り広げ、
珍しく、

天下のNHKで、パ・リーグの試合が放送されるということで、
テレビをつけてみると、

 

そこに、ウエさんはいない…。


気の毒に、
一口では言えない、

事情があったらしく、

ご家族の、宗教問題で辞任するというのだ…

なぜ?なぜ?
ウエさんについては、
ホントにわからないことが、多かった。
ご自身は、
あの伝説の猛抗議について、
「引くタイミングが、見つけられなくなった」
と言ってたが、それでもよくわからなかった。

 

ウエさんのことを、
同じく、
パ・リーグの伝説的選手である、

西鉄ライオンズ豊田泰光さんが、

このようなニュアンスで語っていたと、
記憶する。

「頭が良すぎて、周りがバカに見える」
言い得て、妙である。

温厚で、知性的、冷静沈着な人物が、
意外と、瞬間湯沸かし器だったりする。
ウエさんのおかげで、
ここ一番、
あなたが、それを絶対やってはいかん、
という場面で、
人がとんでもなく、
エキセントリックな行動をとったりすることを、

全肯定とまではいかんにしろ、
何となく複雑な感情で眺める、
トコまでは、
自分を踏みとどまらせるように、
できるようには、なった。

何だって、明日は我が身なのである。

どういう人だったんだろうなア。
上田監督。
イメージかもしれないが、
結局のところ、

根本では、

単に、人情家だったのではないだろうか?
小選挙区制以来、
結果のみで全てが語られる、

世の中になり(多分)
効率と対策ばかりが求められ、
人情は、紙キレのようになってしまった。


ウエさんが、
その役割を、終えはったことで、
世の中から人情というものが、

少々は、復活するのではないだろうか?
と、思えんこともない。


自分はどうあがいても、
ドライにも、クールにも、

生きられそうにない。
より、一層、

熱く、ウェットに生きようと思います。


ええで!