太朗の主夫日記 ~So What?~

世界最強の、主夫ブログを目指します!

主夫日記7月19日 ~ムスコの成長~

f:id:tarouhan24:20170719232057j:plain

 

私は、

晩ごはん時になると、怒り出すスイッチが、

デコにでも、くっついているのだろうか?

しかし、

苦労して作った、ご飯をこれから食べようという時に、

子ども二人、

テレビを寝転んでダラダラ見とるわ、

つい先程片付けたはずの、

テーブル周りはぐちゃぐちゃにされてるわでは、

たまったものではない。

 

過去の主夫日記を見てみると、
似たようなことを、書いている↓

tarouhan24.hatenablog.com

なるほど、私は晩ごはん時に、怒りだす癖がある。

 

日常というのは、案外同じようなことの繰り返しなのだ。
「同じようなこと」と、いうのは大事で、
少しずつ成長している、証だ。

人は螺旋状に、上昇しているはずなのだ。


怒ったのは、
テレビのつけっ放しと、散らかりのみが、

原因ではなかったはずだ。
そンだけで、あれほど怒れるものではない。
だが、2週間も前の出来事なので、
怒りの理由を、思い出すことができない。

気になる。
どうしても思い出したい。
今、ムスコが、学校から帰宅した。

「あの時、ダイちゃんとお父さん、なんでケンカしたんやっけ?」
と、尋ねても、
ムスコは「何でもええや~ん」と言わんばかりに、

つぶらな瞳はそのままに、首をチョイとかしげて、
オヤツのビスコを食べている。
オヤツが手作りできるようになるのは、
いつの日のことか。


まあいい、

思い出すのは、あきらめた。
とにかく、反省しないといけないことがあるのだ。
晩ごはん前に混乱が起こると、

私は、ムスメを無視して、ムスコの目だけを見て怒ってしまうのだ。
なにせ、ムスコには能力がある。
新一年生、夏休み前。
出来ることは、確実に増えた。


宿題。
明日の用意(後で、父がチェックはするが)
風呂は、ひとりで入れるし、
おねしょも、ずいぶん減った。
(こんなこと書いて、ゴメンよ)
朝は、お父さんより早く起きている。
朝顔の水やり…は、あまりやらないな。

入学当初は、集合場所の公園まで、
送って行ってたが、
今は、玄関で
「行ってきます!」
一番乗りを目指して、
時計の針を、気にしている。

これほど、できるオトコに、期待をかけずにおれようか。


(なにせ、下のムスメは何を言っても、ムダなのである)

でも、私の場合、
怒っている時は、感情的だ。
『期待しているゆえに怒る』といった、

複雑な意図を、怒りの中に反映させるなど、
高等なマネはできない。

つい、きつく当たってしまったあと、
ムスコをフォローするのは、
パートナーだ。

 ムスコのまっすぐな瞳は、パートナーに似ている。
ムスメの笑顔は、私に似ている。

「なんで、お父さんはダイちゃんだけに『片付けろ』と言うのか?」
これは、私がいない場所で、

ムスコがパートナーに言ったのだ。
それで、私はようやく気づいたのだ、
自分がムスコばかりを見て、怒っていたことに。

繊細な感覚を持つムスコは、

人の心がわかる。
軽く言うと、人情の機微がわかるオトコだ。


こんな日も、ある。
理由は説明するほどのことでもないが、

ほとんど家にいる主夫とて、

人生に、ゼツボーしてしまうこともあるのだ。
ムスコはそんな時、
豆腐を切ってくれる。
「お父さんが辛そうだから、ダイちゃんが、お父さんを手伝ってあげる」
動機は、実にシンプルだ。
私たちは、ここまでシンプルでいられるだろうか?
また、複雑なことが悪いことだと、言いきれるだろうか?

本物の夏の前、
みそ汁を作るはヤメた。

変わりに冷ややっこか、トマトサラダを食卓に出す。
冷蔵庫に、たくさん詰まっている、
きゅうりの行き場が、ない。
ぬか床をダメにしてまったので、

じめじめした、

この時期から始めるのは、難しいが、

また新しく、イチからぬか床を作る。


ムスコは、

水を張ったボールの中にある豆腐を、

素手でまな板に掬い上げ、
小さな包丁で、切る。
皿に盛り付け、テーブルまで運んでくれる。
醤油さしも、持っていってくれる。
父のやることを、毎日見ているのだ。
「ダイちゃんが、(お手伝い)できすぎて、
お父さん、感動して泣いてる」
と、ムスコはパートナーに嬉しそうに言う。

 

こんな、日もある。
ややこしくにぎやかな、一日の終わり。
ムスコとムスメは、仲良く布団の中。
…と、思ったら、
ムスメの鳴き声が、大きく響く。
一階で、文章を書いていた私も、
二階の寝室にかけつける。
「一体何をしていたのか?」

パートナーは、ムスコに問いただすが、
ムスコは口を開かない。
ムスメは、世界一不幸であるかのように、
私に抱っこを求める。

私は、パートナーを一旦別室に連れ出し、
思い当たることを、伝えた。


(この間、彼がムスメのお迎えについてきたとき、

何故か、いきなり保育園の門を蹴った。
理由を尋ねると、全く口を開かない。
怒ると、余計だ。
『怒ってないよ、ワケだけが知りたい』と優しく
問いただしても、座布団を頭に巻きつけ、
答えようとしない…忍耐と気まずさが絡み合っただけのような、
苦しく、気まずい時間を過ごすことになった…)と。

「オレが、聞こうか?」と、パートナーに尋ねると。
「いや、私の方が良い」
私は、階下に降りた。

10分、いや15分もたったころだろうか。
ムスコがひとりで、私のところへやってきた。

「お父さんは、はやい。ダイちゃんは考えるのが遅いから、何も言えへん」
そう私に言う。
私は、ムスコを抱きしめる。
後から、パートナーが降りてきた。
「…〇〇(ムスコの名前)が、自分でお父さんに言う、って言ったの。

 でも、ダイちゃんは遅くは、ないんやで」と、私たちふたりに伝える。

何でも、ムスコとムスメの寝る場所が、重なり、もみ合い、
ムスメがムスコを蹴ったらしい。
反射的にムスコが蹴り返し、それがムスメのおなかにたまたま、
当たってしまった…ついでに、保育園の門を蹴ったのも、

「つい、蹴ってしまっただけ」ということらしい。

 

なぜ、パートナーとムスコがここまでの会話ができるのか、
私にはわからない。
パートナーが言うには、
6歳とは言っても、まだお腹の中にいた時と、そう変わらない、

まだ、くっついている。と、いうことらしい。

それも、私にはわからない。

ムスコが安心して、
寝てしまった後、
パートナーは、私に言う。
「彼は、自分のことを『遅い』っていうけど、遅くはない。
まだ、子どもだから、子どもの人生経験しか、ない。
大人と対等の受け答えが、できるわけがない。私たちも、そうだった。
それを忘れては、いけない」と。

確かに、そうだ。そうである。
私の中にも、
説明できない何かが、常に存在する。
自前のボギャブラリーでは、太刀打ちできないシロモノ。
わかるよ。

説明できないことこそ、一番大切なのだ。
心の宝物なのだ。

日づけが変わらないのうちに、

解決しようと、あせってはならないのだ。

 

問いただして、人の心を揺らしてしまうことも、
問いただされて、心が乱れることも、

どちらも、ある。
この現実。
家族全員が寝静まったあと、ひとり思う。

f:id:tarouhan24:20170724093853j:plain