太朗のSo What?

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太朗とatsuco  ~愛と性のはなし~

 

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たまに、

新聞の中身が丸ごと、悲劇に感じられる日がある。
その新聞は、スクラップをせず、
まんま本棚に、保管することにしている。
後から振り返ると、

必ず、何かを表す一日に仕上がっているからだ。

 

7月19日の、毎日新聞が悲劇だった。

 

その日の朝、
「悲劇の一日や」

と、ボクはパートナーのアッちゃん(=atsuco)に言った。


atsuco 「何の話?」
太朗 「新聞が」
atsuco 「何て書いてあったん?」

太朗 「稲田氏が隠蔽了承、蓮舫代表が戸籍公表、壇蜜さんが出演する動画に、

性的表現が含まれ、抗議の声が上がる…イヤや、何かイヤや、女性が虐げられてる日や」

 

一面の写真は、ハイヒールを履き、やや屈んだ姿勢で、
こちらを見つめる稲田氏だった。
ただの立ち姿であるのに、金棒で殴られているように見える。
記事の中身は、読んでいない。
ボクは、物事を理解しようとせず、

自ら見誤る人間になろうとしているのか、
感覚が鋭く、大ざっぱに膨張しているのか、

どちらかの状態だ。

今度はアッちゃんの方が、ボクに話しかけてきた。


atsuco 「ダンミツさんが、性を売り物にしてるように、書かれてるん?」
太朗 「観光用のPR動画に、性的表現が含まれてるから、批判されてるって、

書いてある」

atsuco「う~ん、私が今から言うことは、誤解されるかもしれんけど…」
太朗 「誤解?」
atsuco 「若い頃、いやらしい目線で、見られるのはイヤやった。でも、考えてみれば、本来セックスの対象として、見られるのは、原始的な本能としては、喜ばしいことのはずやのに、何かおかしなことになっている。私としては、ダンミツさんがシメシメとほくそ笑んでるくらいが、エエ感じやと思うんやけど…」

 太朗 「それは、男性が性的に自立してないからやわ」

 

ボクは、思いついた単語を、口にした。


atsuco 「性的自立?」
太朗 「テキトーに言った(笑)例えば、若い時の、ダウンタウンの松ちゃんなんかが、そんな感じやったんやけど、自分の性的問題を、露骨な言葉でギャグにするねんな。『やりたい』オレの何が悪い!…みたいな態度や言葉。『オナニーはしてますか?』という、質問を共演者に言い放って困らせたり」
atsuco 「その行動は、承認欲求やな。そんな自分を受け入れて欲しいゆう」
太朗 「承認欲求だけやないで。もひとつ、『負けたくない』っていう意識。性的にどぎついジョークに対して、抗う言葉は中々出てこない。開き直ることで、安っぽい無敵な存在になれるねんな」
atsuco 「子ども、いうことやな、要するに。母親への承認欲求なんかな?」

太朗 「う~ん、精神分析みたいなんは、ニガテや。それはようわからん…けど、
男性が抱えている、性的な欲求をことさら開示する必要なんか、あらへんねん。さらけだすことで、強くなるんやなくて、逆に弱さをゴマかしている。それが、性的に、自立してへんいうことやねんな。アッちゃんが言うてるような、性本来の喜ばしさが、おかしなことになっている根本原因がココあると思うねん。多分
atsuco 「身近な人にだけ伝えて、理解されたら、それでええのにね」

太朗 「身近な人に認めてもらえてないと、承認欲求を世間にまき散らしてしまうんかな?。万人を巻き込んでも、まだ足りない。」
atsuco 「本来、身近な人に一点集中できるのが、男性の魅力。一人の人に伝える自信がないから、数打ちゃ当たるになってる」

太朗 「今の松ちゃんが、どうなんか知らんけど、身近なひとりに対して自信のない男性は、結構いる。オレ自身も含めて。思考が最悪にマイナスになったときは、万人を巻きこもうとするねんな。性本来の愛、あたたかさ、ほんで強さを、オレももっと語るようにしていかんと…そうしよ。まずはブログやな。この会話書けへんかな…」

 

ボクは、自室から紙と鉛筆を持ってくる。

間が空いたからか、話題が少し変わる。


atsuco 「…売春いうのは、何なんやろ?障がいのある人への風俗産業いう存在を聞いたことが、ある。それは、性のあたたかい側面にも見えるんやけど」

 

太朗 「う~ん、性産業を少しでも肯定するような、言葉を社会に向かって吐いてしまったら…大きな誤解を…」

atsuco 「生むよねえ」
太朗 「オレにだけは、伝わるけど…」
atsuco 「議論になってしまう…」
太朗 「性産業、『無い方がエエ』って前提に立っとくモンやと思うよ…多くは強制や貧困から始まるモンやと思うし。歴史がそうやもん、多分。けど、どうなんやろうな、これ以上はわからん…」

 

この会話にオチはなく、ボクも答えが見つけられたわけではない。
愛と性のはなし。
問いかけは、ある日の会話の中から、永遠に続くのだ。