太朗の主夫日記 ~So What?~

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主夫日記8月20日 ~ホンマもんの絵本作家さん家来るわ、町内会で歌うたうわ~

ミョーな、一日だった…。
もやもやするので、日記につけとこ。

今日は、
何といっても、
連れ合いがやってる、

オープンハウスイベント、
‘ちくちくスイーツの会’

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(簡単に言うと、家で裁縫や刺繍をしながら、お茶とお菓子を楽しみつつ、普段あまりしない、くらしや政治の話をポチポチやろう、なんていう会。この会については、また改めて書きたい。書けたら)に、

絵本作家の市居みかさん、

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滋賀のレジェンド・ミュージシャンで職人さんの、
みやもっちゃん、が遊びに来て、
絵本の読み聞かせ・ミニライブをしてくれるという、
スペシャルな日だ…!
と、いうのに、
オレは町内会の地蔵盆の係に当たっているという、
真綿で首を絞められるような、展開。

とりあえず、
11時から12時までは、
地蔵盆子どもの部。
事前準備のテント張りやら、
福引き商品の仕分けやらの作業を終え、
(汗だくだ)
子どもたちが来るのを、待つ。
とはいっても、
少子高齢化の煽りで、
町内で子どもは我が家を含めて、
6人。
ひとりは、中学一年生のお兄ちゃんだ。
「来たくないやろ、タイヘンやな」
と、声をかけると、
我が意を得たりという風に、大きくうなずく。
ボクはボクで、
勝敗に関係ない場面で、
ムダに全力でプレーするタイプなので、
メンタル最悪の中、
木の線路やら、ミニカーやら、絵本やら、お絵かきセットやらを
持ちこんで、子どもと対峙する(何でだ)
そして苦しまぎれに、
絵本の読みきかせをする。
何で、これからモノホンの絵本作家が来るのに、
私が、絵本の読みきかせをせにゃならんのだ。
ところが、こういうことが案外ウケたりする。
子どもたちの、似顔絵なんかも描いたりする。
持ちこんだ、おもちゃでも、
よく遊んでくれているようだ。
しかし、フツー(?)の家と家の間の路地みたいなトコの、
野外テントである。
暑い。
汗がダラダラ出てくる。
決められてたことだが、一時間で撤収。
すると「帰らない」と泣きだす子もいる。
嬉しい悲鳴ではないか。
やってみるもんである…。

一旦、家へ帰る。
全く意気が上がらない心持ちの中、
‘ちくちくスイーツの会’に、
到着するお客さんに、
いつも以上に、捨て鉢でテキトーな会話をしてしまう。
その辺は、
自分にしかわからん匙加減なんだが、
「お客さん来てるのに、これはヤバい!」
と、思い直し、
マジメに話そうとしたところで、
地蔵盆大人の部で、
家を抜けなければならない。
何となく、ウクレレを持って出る。

再び、
灼熱の、路地裏テント下会場に行くと、
姉姉さま方、が15人くらい。
でも、話しているうちにわかったのだが、
この方たちは、
姉姉さまなどという、生ぬるい言い方は好まず、
母ちゃんか、オバちゃんくらいのノリを好むそうだ。
では、遠慮なく、オバちゃん…。


ゴザの上に腰を下ろすと、
意外と、路地裏に涼しい風が吹く。
魔がさしたわけではないが、
谷村新司「昴」を、

ウクレレで弾き語りする、私。
15人のオバちゃん…たちが、
車座で私を囲む、
シュールこの上ない風景。
皆で、「昴」の大合唱。
誰もオレが、こんなことをしているのを知らないし、
こうして書かないことには、この行動は歴史の闇に葬られてしまう。
(別にかまわないが)
今頃、家では皆、何をしているのかなア。

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オバちゃんたち、
今度は、子どもの部で置きっ放しにしていた、
絵本を見つけ、
オレに読み聞かせをやってくれ、
と希望する。
オバちゃんたちが、
そんなことを言ってくるのは、
特にケッタイとは思わないにしろ…
でも、だから今、モノホンの絵本作家が家に来ているというのに、
なぜ、オレが絵本の読み聞かせをしなければならないのだ
…とは思うぞ、やっぱり。
そうは言っても、
エリック・カール的な絵本を読んでみるのだ、結局。

「忘れてしまった、子ども心を思い出したでしョ?子ども向けの話の中にこそ、
大切なことが描かれてるんデス」


と、おばちゃん相手に、

ミョーに調子こく私。
やってることは、
氷川きよしか、
綾小路きみまろか、
初期「男はつらいよ」の寅さんと、変わらん。
ありがたいことに、
ウクレレのアンコールを貰ったので、
「悲しくてやりきれない」を奏でてみる。
おばちゃんたちは、
ウクレレの下手さなど、気にしないから、
却ってやりやすい。
「味わいがある」「エエ声や!」
と、褒められる。
オバちゃんは、リアルだ。
だが、
今家に、モノホンのミュージシャンがいるというのに、
何故オレは、
オバちゃんたちに、
ウクレレを弾いているのだろう…?。


自分は、防犯委員なので、
防災訓練に参加したとき、
原発事故への対応を消防署の人に尋ねたが、
返事が実にアテにならないものだった、
だから、原発なんてものは、動いてる限りは、
どうにかならないのを祈るしかない、
危険なシロモンやで~と、
訴える。
すると、
原発」の箇所がまるまる「水害」に置きかえられ、
「水害は恐ろしい」という話題で、
オバちゃんたちの間に広がっていった。
オレ今、確かに「原発」って言ったよなあ???

テントを片付け、撤収。
すると、どちらかというと、
要件以外の会話はしなかった、
町内会長さん(読んでないやろな)が、


「太朗さんほど、繊細さを秘めて、切実に心から取り組んでくれる人はいない!
本当にありがとう。こんな、心和む地蔵盆は初めてやった!」

と、まさかのカンドーの言葉。
自分は、
町内会というものを嫌悪しているフシがあり、
内輪な感動に対しては、なるべく斜めから見るようにしていて、
まあ、騙されてヒドイ目にあうのを警戒しているというのも、
あるのだが、
何より、たまたま同じ荷物を持ち上げただけで、
恋愛に発展するような、
人生の落とし穴にハマるのが恐ろしいから、
ひねくれている。
でも、それが明らかに、ホンネの言葉だったりすると、
ジ~ンと来てしまう。
懲りないのだ。
町内会を嫌悪しているというのも、
どの程度のものなのか、
自分でもよくわからない。

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景品のティッシュを持って、
家に帰ると、

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市居さんの読み聞かせが始まっている。
間に合った!
良かった。
あの、
(この先、どうなってしまうんだろう?)
と、思いながらページをめくっていた、絵本、
『ぼくだってトカゲ』だ!

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次は、みゃもっちゃんの
『時代は変わる』の弾き語り。

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深い…。全然ムダな力のない、演奏と声やのに、
泣けてくる。
それでも、まだまだやって。
こんだけ抜けているのに、
まだある先って何なんやろなあ、って思う。
次はあの、
『ろうそくいっぽん』

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もっと、
大きいイベントでも市居さんの読み聞かせは
経験したけど、
こうした小さい集まりでは、
またまた違う迫力がある。
みゃもっちゃんの
演奏と掛け合いを交えて、
「絵本の世界に入ったかのよう」
なんてよく言うけど、
本当にそんな感じ。
あらすじを追うのも忘れてしまう。
…スゴイ。

そして特筆ものは、
‘野菜と旅する’のギター弾き百姓、
たいちゃんが、

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宮沢賢治と、ジョンレノンを演ったこと。
たいちゃんのプレイは、いつもドラマだ。
いつか書いてみたい。

最後に、
私も、
ケーキ屋さん‘Under tree’
のゆうこちゃんと、
イムジン河』を演って、
終了。
逆さに振っても、
もう何も出ない、
贅沢で、
ミョーで、
シュールな一日でした。
夏の一生の思い出です。