太朗の主夫日記 ~So What?~

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主夫日記9月4日 ~水爆~


昨日、家族で図書館に行った。
すると、連れ合いが
「体が妙に重くて、イヤな感じ」
だと、伝えた。
聞いた瞬間、こちらもイヤな予感がした。
アーティストの連れ合いは、
近々、個展を控えて、
感覚が、冴えわたっている。
「体が重い」なら、何事もないが
「体が妙に重い」のなら、
絶対に何らかの不吉をキャッチしているのだ。

「今日は、人が多くてゴミゴミしてるからちゃうか」
と、私はゴマかしたが、
私自身、妙に体が重かった。

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夜中に、
近所で「水爆実験」が行われたかもしれない、
などと聞いて、
良い気分になる人間などいないだろう。

何か誰かの、アテになる意見でも探そうかと、
ネット上をウロウロするが、
つい先程の知らせに、
「アテになる意見」など存在するはずがない。

そして、
ムスコの宿題と学校の用意に立ち会って、
ヘトヘトだった。
落ち着かない気分で布団に入り、
果たして眠れるのか?と思ったが、
案外よく寝た。


いつものように、
ムスメを保育園に送る。
子どもたちに、
愚かな形で情報が伝わっていたら、どうしよう?
と、考えると心が痛んだが、
誰とも、
別に水爆の話題にもならず、
ママ友に会い、
普通に良い気分になる。

帰り、
コンビニに立ち寄り、
いつものように新聞を買う。

京都新聞を買うことにした。
京都新聞が好きなわけではないが、
数日前のミサイル騒ぎのとき、
唯一、
それよりも、大分にオスプレイが煙を上げて降りた報が、
大きかったのが、京都新聞だと記憶していた。
だが、どの道、
水爆と皇室という冗談のような一面であることには、
変わらない。

何か、有益な情報はないかと、
新聞をめくる。

ドナルド・トランプが、北朝鮮をならず物国家と非難』
…よく言うよ。どっちがならず物だ。
映画「博士の異常な愛情」に出てきた、
過去、何度もアメリカが行った、
水爆実験のグロテスクな映像が頭をよぎる。

映画くらいしか、
連想できない自分の無知さ加減にも、唖然とする。
何の参考資料もなく、物事を考えたとき、
湧き出てくるイメージに、
自分の知識と経験の貧弱さを見る。
こうして、書き留めておくことが、
さらなる恥さらしとなるのは通例なので、
憂鬱さも加速する。

「本当に水爆なのか?」と、いつものように疑う。
さらに、新聞をめくる。

北朝鮮報道の専門のヒトの意見
『内部情報では、北朝鮮の人たちの最大の関心は、
 生活の改善。暮らしと関係ない核・ミサイル実験に無関心な人が大部分だ』
…なるほど、私たちは、情報が制限されすぎているのだ。


そういえば、アントニオ猪木氏が平壌入りするという話を、聞いた。
「こんなときに」という声があったが、
こんなときに行ってくれるのは、安心する。

結局、私がイヤなのは、
ドナルド・トランプだ。
彼が就任してから、世界は途端によりキナ臭くなった。

さらに新聞をめくる。

『トランプ氏はこれまで
「全ての選択肢がテーブルの上にある」
と軍事行動もちらつかせてきたが、
日韓両国への報復が予想されるため当面は
「平和的な圧力」(ティラーソン国務長官)を継続する』
…仕方なく、これをアテにすることにする。
そんなとこだろう。
アメリカと北朝鮮
「冷たい戦争」だ。

ドナルド・トランプが就任したときのことを、
改めて思い出す。
世界にとっての夜明け前の闇だと、私は考えた。
闇。
アメリカ。
アメリカの、遠さ、巨大さ、誤り、得体の知れなさ、を想うと、
自分が、何をどうすれば良いのか途方にくれる。


以前、バラク・オバマの写真に、
赤いバッテンをして、
結局どうすることもできず、
押入れに片付けたことがある。
「アメリカ」って、何なんだ?

以前、平和と対話を訴える、
イラク帰還兵の若いアーティストに、
「何故、アメリカはドナルド・トランプ選んだのか?」
と、尋ねたことがある。
彼は、キラキラした瞳のいたずらっぽい表情で、
(そんなン、わかんねえョ!)
みたいに、答えた。
それはそうだ。
私だって逆に、
「何故、日本では戦争犯罪者の孫が大手を振って、
 総理大臣の職に就いてるのか?」
と、問われてたら、
「わかんねえヨ!」
と、答えるしかないだろう。


支配を好む人間は、生得の無慈悲さで国家の実権を握り、
小さな心を拾う物は、その気質ゆえに、野から離れられないとしたら、
私は、どうすれば良いのか?

 

何か、
何か、ないか?
本棚のスクラップ・ブックを開いて見る。
社会学者のイマニュエル・ウォーラースティンさん…

バタフライ効果という言葉がある。
 世界のどこかで蝶が羽ばたくと、
地球の反対側で、
気候に影響を与えるという理論」

「トランプ氏も私たちも、一匹の蝶にすぎない。
 大切なのは、決して諦めないこと。
 未来変える力、
 誰もが持つ、諦めずに前向いて」

何度となく、
頼った言葉を
飽きもせず、
また引用する。

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昨日、図書館で
借りたのは、
マンガ「韓国史
という本だった。

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その本には、

「自分の国しか知らないものは、自分の国さえ知らないものだ」

と、書かれていた。
私のことだ。
恥ずかしながら、私は日本史以外、
ほとんど体に入っていない。
もっと、知らないと。

『水爆』
この、憂鬱な言葉の破壊力で、
「悠長なことをやっている場合ではない」
と、思考が停止するのが、
最も良くないことだ。
テンパってはいけないのだ。


私は、
どう努力しても、
世界に対してどこまでも悠長だ。
冷戦の中で、悠長に学ぶ。
それが、次の瞬間の一歩に繋がる。