太朗の音楽日記

日々の音楽活動に関する覚え書きです。

4月27日~大手筋ライブ・春風みたいな女の子~

こんにちは、太朗です。
春の適応障害ツアーは続いています。
ツアーの内容については…↓
http://tarouhan24.hatenablog.com/entry/2019/04/14/095720

昨日は、
特に予告もせず、
近くの大手筋商店街で、ストリート・ライブを慣行してきました。

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「さあ、やるぞ!」
という感じではなく、
新曲「♪ハローハローハローハローハロー沖縄」
が、出来たので、
発表のために、
屋外で自撮りでもしようかな、
というくらいの気楽さです。

この日は、寒かったです。
もうすぐ5月とは思えなかった。

でも、
道行く人々が、ものすごく温かかった。

「そんな寒いとこでやらんと、陽だまりの方でやりい」
と、言って下さる、姉々さんもいれば、

子どもが、
こっちを見て二ッコリ笑いかけてくれ、
続けてお母さんも、
怪しむことなく、微笑みかけてくれる。

何がいつもと違ったのだろう?
政治へのメッセージ・カードが、
風に飛ばされるので、
手提げバックの中にしまっていたから、
メッセージが自分の身体、単体しかなかった。
全くのひとりであることも、
却って良かったのかも知れない。
武器を持っていないことで、
安心してくれたのかも知れない。



そんな澄んだ空気の中、
ひとりの少女と嬉しい出会いがありました。

僕が、自作の
「種」という曲を演奏していたら、
白杖を使い、
ヘルパーさんらしき女性と連れ立って歩いていた、
少女の姿が見えたんです。

自分の演奏はいつも不安定に思えるので、
自信を無くしかけていたら、
少女が嬉しそうに近づいてきて、
ウクレレと歌を熱心に聴いてくれる。

曲が終わると少女は、
「すごくいい!上手!」と、
心の底から僕に伝えてくれる。

「ホンマに、ホンマに」
と、まるで証明するように、
よく通る声で繰り返し、そう言ってくれる。
遠目からは、
被っていた可愛らしいキャップの所為で、
少女に見えたけど、
少女と言ったら失礼かも?
エイジレスというのだろうか?
素敵なレディで、少し心が高ぶりました。

「本当に上手、私、人にそれはちゃうとかいうのイヤやねん」
そんな意味のことを、彼女は僕に伝えてくれます。
好きという心で物事を前に進めること。
実際は、
彼女は、もっと的確な言葉を使って説明してくれたのですが、
僕がそれを拾えていない。

ヘルパーさんが言うには、
彼女はすごく音楽が好きだそうで、
今、カラオケに行ってきたところだとか。
嬉しくなり、
ウクレレを手渡して、
Cコードの押さえ方を伝えて、弾いてもらうと、
彼女の中にすごくリズムがあるのを感じる。

上手い!

今度は僕が伴奏して、
彼女のリクエスト曲を一緒に歌う。
「くれよんしんちゃん」のテーマ。
六甲おろし
演ったことはないけど、
困ったときはGコードを弾いていれば、何とかなる。

今流行りのDA PUMPの「USA」
先日、
違う女の子から教えてもらったのだが、
僕は、
コンビニでしか、聴いたことがない。
デタラメに弾いてみると、
サビのところは、
シンプルな3コードなロックンロールだ。
彼女は、歌う!踊る!
僕も、歌う!踊る!
すごく雑に演奏しているところに、
乗っかってくれる。
彼女の歌と踊りに助けられているのを感じる。

「あなたは誰で、今度はいつここにいるの?」
と、聞かれたけど、
しまった、
名刺を用意していなかった。

「できることなら、月一回くらいお願いします」
と、彼女は言うので、
必ずと約束すると、
再会の予感をたっぷりと残して、
彼女とヘルパーさんは去って行った。

正直、何て美しいのやろうと思った。
あんな春風みたいな女性が、この世に存在するのだ。

彼女には彼女しか見えていない世界、
僕には僕にしか見えていない世界があって、
それが、
特に誰も注目していない場所で、かすかに共鳴している。
そういうのが、すごく素敵だと思ったし、
ひょっとしたら、
このしんどい状況の中で、
人生最高の体験のひとつだったのかも知れない。



ライブの動画です(顔しか映っていないです)↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=NTM-GD8Cmz8&t=23s
少女に出会う前の映像。歌は「ハローハローハローハローハロー沖縄」



【ハローハローハローハローハロー沖縄】作詞作曲:太朗

 

沖縄には 縁がないから
しょっちゅう 行くことはありません
あの旅が最期じゃないかと
今も思っています

2019年3月29日

その日はヤマトの王様が
私と一緒に沖縄を尋ねた
新聞を読んで初めて知った
空港は警察官で

いっぱいだった

わたしたちの王様の名であなたを踏みつけてごめんなさい
わたしたちの軍隊があなたの命を奪ってごめんなさい
わたしたちの存在があなたを焼き殺してごめんなさい
わたしたちがあなたの大切な人を奪ってごめんなさい

その上 あなたから何かを感じようとするなんて、
その上 あなたから何かを貰おうとするなんて
残酷で ずうずうしいことでしょうね


ハロー ハローハロー ハローハロー 沖縄
生きる勇気を私にください
例えるなら、
あちこちで見かけたあの赤い花のように
悲しみを引き継いで たたずんでいられますように 



普天間の標識が 見えたとき
背筋が震えるのを感じた
保育園に空き瓶を落とされた
学校にヘリの窓を落とされた 

私たちの身代わりに

ホテルの周りを歩いた夜
塩混じりの風のあたたかさよりも
ここは何て小さな島だ
ヤマトは何て大国なんだと

そんなことを考えていた

こわかったでしょう ずるくて無表情の日本軍
こわかったでしょう 海から這い上がるアメリカ軍
こわかったでしょう 暗い森を追いかけてくる兵士たち
こわかったでしょう たったひとりになったとき

それでもあなたの元を尋ねようとするこの私
あなたに笑顔をふりまいている ヤマトの人がこの私
偽善的であつかましいことでしょうね

ハロー ハロー ハローハロー 沖縄
生きる勇気を私にください

読谷の砂浜で拾った
星の貝殻になって 永遠の命として傍にいてくれますように



58を車で走っていたら
ラソンをしていた 男性に出会った
ヤマトから来たと彼に告げたら
この場所を教えてあげようと言った

微笑みさえ浮かべながら

チビチリガマは堂々と
看板を出す場所ではないから
仏像が飾られていた
私は中を見ることすら

できなかった

わたしたちの戦争が あなたを暗い穴に閉じ込めてごめんなさい
わたしたちの手榴弾が あなたをバラバラにしてごめんなさい
わたしたちの洗脳が 家族同士を殺させてごめんなさい 
あなたに命をあきらめさせて ごめんなさい あなたに命をあきらめさせて ごめんなさい

生きるてことが苦しかろうが 今ここに生きているこの私
食べ物に不自由したことも 殺されかけたこともない私
何とかしないといけなのでしょうね

ハロー ハローハロー ハローハロー 沖縄
生きる勇気を私にください

例えるなら 噂だけ耳にした あのウタキのように
一粒の希望として 心に入ってきますように

ハロー ハローハロー ハローハロー 沖縄
生きる勇気を私にください

ハロー ハローハロー ハローハロー 沖縄
生きる勇気を私にください…