太朗のSo What?

世界最強の、主夫ブログを目指します!

主夫日記7月19日 ~ムスコの成長~

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私は、

晩ごはん時になると、怒り出すスイッチが、

デコにでも、くっついているのだろうか?

しかし、

苦労して作った、ご飯をこれから食べようという時に、

子ども二人、

テレビを寝転んでダラダラ見とるわ、

つい先程片付けたはずの、

テーブル周りはぐちゃぐちゃにされてるわでは、

たまったものではない。

 

過去の主夫日記を見てみると、
似たようなことを、書いている↓

tarouhan24.hatenablog.com

なるほど、私は晩ごはん時に、怒りだす癖がある。

 

日常というのは、案外同じようなことの繰り返しなのだ。
「同じようなこと」と、いうのは大事で、
少しずつ成長している、証だ。

人は螺旋状に、上昇しているはずなのだ。


怒ったのは、
テレビのつけっ放しと、散らかりのみが、

原因ではなかったはずだ。
そンだけで、あれほど怒れるものではない。
だが、2週間も前の出来事なので、
怒りの理由を、思い出すことができない。

気になる。
どうしても思い出したい。
今、ムスコが、学校から帰宅した。

「あの時、ダイちゃんとお父さん、なんでケンカしたんやっけ?」
と、尋ねても、
ムスコは「何でもええや~ん」と言わんばかりに、

つぶらな瞳はそのままに、首をチョイとかしげて、
オヤツのビスコを食べている。
オヤツが手作りできるようになるのは、
いつの日のことか。


まあいい、

思い出すのは、あきらめた。
とにかく、反省しないといけないことがあるのだ。
晩ごはん前に混乱が起こると、

私は、ムスメを無視して、ムスコの目だけを見て怒ってしまうのだ。
なにせ、ムスコには能力がある。
新一年生、夏休み前。
出来ることは、確実に増えた。


宿題。
明日の用意(後で、父がチェックはするが)
風呂は、ひとりで入れるし、
おねしょも、ずいぶん減った。
(こんなこと書いて、ゴメンよ)
朝は、お父さんより早く起きている。
朝顔の水やり…は、あまりやらないな。

入学当初は、集合場所の公園まで、
送って行ってたが、
今は、玄関で
「行ってきます!」
一番乗りを目指して、
時計の針を、気にしている。

これほど、できるオトコに、期待をかけずにおれようか。


(なにせ、下のムスメは何を言っても、ムダなのである)

でも、私の場合、
怒っている時は、感情的だ。
『期待しているゆえに怒る』といった、

複雑な意図を、怒りの中に反映させるなど、
高等なマネはできない。

つい、きつく当たってしまったあと、
ムスコをフォローするのは、
パートナーだ。

 ムスコのまっすぐな瞳は、パートナーに似ている。
ムスメの笑顔は、私に似ている。

「なんで、お父さんはダイちゃんだけに『片付けろ』と言うのか?」
これは、私がいない場所で、

ムスコがパートナーに言ったのだ。
それで、私はようやく気づいたのだ、
自分がムスコばかりを見て、怒っていたことに。

繊細な感覚を持つムスコは、

人の心がわかる。
軽く言うと、人情の機微がわかるオトコだ。


こんな日も、ある。
理由は説明するほどのことでもないが、

ほとんど家にいる主夫とて、

人生に、ゼツボーしてしまうこともあるのだ。
ムスコはそんな時、
豆腐を切ってくれる。
「お父さんが辛そうだから、ダイちゃんが、お父さんを手伝ってあげる」
動機は、実にシンプルだ。
私たちは、ここまでシンプルでいられるだろうか?
また、複雑なことが悪いことだと、言いきれるだろうか?

本物の夏の前、
みそ汁を作るはヤメた。

変わりに冷ややっこか、トマトサラダを食卓に出す。
冷蔵庫に、たくさん詰まっている、
きゅうりの行き場が、ない。
ぬか床をダメにしてまったので、

じめじめした、

この時期から始めるのは、難しいが、

また新しく、イチからぬか床を作る。


ムスコは、

水を張ったボールの中にある豆腐を、

素手でまな板に掬い上げ、
小さな包丁で、切る。
皿に盛り付け、テーブルまで運んでくれる。
醤油さしも、持っていってくれる。
父のやることを、毎日見ているのだ。
「ダイちゃんが、(お手伝い)できすぎて、
お父さん、感動して泣いてる」
と、ムスコはパートナーに嬉しそうに言う。

 

こんな、日もある。
ややこしくにぎやかな、一日の終わり。
ムスコとムスメは、仲良く布団の中。
…と、思ったら、
ムスメの鳴き声が、大きく響く。
一階で、文章を書いていた私も、
二階の寝室にかけつける。
「一体何をしていたのか?」

パートナーは、ムスコに問いただすが、
ムスコは口を開かない。
ムスメは、世界一不幸であるかのように、
私に抱っこを求める。

私は、パートナーを一旦別室に連れ出し、
思い当たることを、伝えた。


(この間、彼がムスメのお迎えについてきたとき、

何故か、いきなり保育園の門を蹴った。
理由を尋ねると、全く口を開かない。
怒ると、余計だ。
『怒ってないよ、ワケだけが知りたい』と優しく
問いただしても、座布団を頭に巻きつけ、
答えようとしない…忍耐と気まずさが絡み合っただけのような、
苦しく、気まずい時間を過ごすことになった…)と。

「オレが、聞こうか?」と、パートナーに尋ねると。
「いや、私の方が良い」
私は、階下に降りた。

10分、いや15分もたったころだろうか。
ムスコがひとりで、私のところへやってきた。

「お父さんは、はやい。ダイちゃんは考えるのが遅いから、何も言えへん」
そう私に言う。
私は、ムスコを抱きしめる。
後から、パートナーが降りてきた。
「…〇〇(ムスコの名前)が、自分でお父さんに言う、って言ったの。

 でも、ダイちゃんは遅くは、ないんやで」と、私たちふたりに伝える。

何でも、ムスコとムスメの寝る場所が、重なり、もみ合い、
ムスメがムスコを蹴ったらしい。
反射的にムスコが蹴り返し、それがムスメのおなかにたまたま、
当たってしまった…ついでに、保育園の門を蹴ったのも、

「つい、蹴ってしまっただけ」ということらしい。

 

なぜ、パートナーとムスコがここまでの会話ができるのか、
私にはわからない。
パートナーが言うには、
6歳とは言っても、まだお腹の中にいた時と、そう変わらない、

まだ、くっついている。と、いうことらしい。

それも、私にはわからない。

ムスコが安心して、
寝てしまった後、
パートナーは、私に言う。
「彼は、自分のことを『遅い』っていうけど、遅くはない。
まだ、子どもだから、子どもの人生経験しか、ない。
大人と対等の受け答えが、できるわけがない。私たちも、そうだった。
それを忘れては、いけない」と。

確かに、そうだ。そうである。
私の中にも、
説明できない何かが、常に存在する。
自前のボギャブラリーでは、太刀打ちできないシロモノ。
わかるよ。

説明できないことこそ、一番大切なのだ。
心の宝物なのだ。

日づけが変わらないのうちに、

解決しようと、あせってはならないのだ。

 

問いただして、人の心を揺らしてしまうことも、
問いただされて、心が乱れることも、

どちらも、ある。
この現実。
家族全員が寝静まったあと、ひとり思う。

愛というのは複雑な感情

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愛というのは複雑な感情で、
愛する人に、
どうしても相容れない部分を、
発見したとき、

私は、大きな喜びと危機を感じる。
しかも、信念として、
それは許せない、というレベルの相容れなさでないと、
喜びは見いだせない。

別に、
難しい話ではなく、
相手の行動に、

ちょっとした違和感を感じたとき
を、思い出せば良い。
誰にでも、思い当たる話だ。

愛する人のたまらない、イヤさ。
それを、
放置すると、

世界に害悪を与えるのではないか?

と、すら思うレベル。
(これも、大変よくある話だ)
面倒なら、

そのまま、関係を断てば良いだけの話なのだが、
この状況は、
実に運命の分かれ道だと、仮定しよう。

「あなたは、私にとっていい加減なヤツじゃあない」

腹をくくるのだ。


違和感を、違和感のまま、
苦しむことなく、飲みこめるか。
無理を強いるわけでは、ない。
苦い薬を、
包むオブラートは、
愛する人の、存在そのものを、
わけもなく肯定している、
文字通り、純粋な愛の感情。

人間は、社会的な動物。
目を遠くにやると、

気持ちよく付き合える友人が、何人かいる。
意外に、少なくない。
でも、すぐそばにいるのは、愛する人だ。
愛する人の、相容れなさという、

何のロマンチックさもない、
単なる、イヤな現実を乗り越えるための、
アイテムが、
純粋な愛の感情だとしたら、
フツーに素敵ではないか。



~共謀罪が施行された日、三人の老師との対話~

7月11日。
共謀罪が施行された。

 

京都市伏見区は大手筋にて、
有志と共に、
共謀罪反対街宣。


現場に着くと、偶然、日本共産党が既に街宣を。
友人のYさんの姿も見え、私はピースサインを送る。

共産党街宣車と、入れ変わるようにして、
活動開始。

私は、マイクでのアピールはせず、
無言で、このプラカードを掲げる。

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①一人目の老師


すると、車道のド真ん中を歩く、
小柄で、日焼けした、キャップ姿のおじいちゃんが、
こちらをジロリと、見る。

「おまえらア、何をわかったこと言っとるんや!」


ナンダナンダ。


「わかったことって、な~にヨ!?」私は、おじいちやんに尋ねる。
「こんなんは、わかったことなんや、わかったこと言うてもアカンのや!

 アベはあ、アカン!アカンのや」おじいちゃん。


敵なのか、味方なのか、サッパリわからない。


(話してみよう)これも、太朗’sカフェだ!


おじいちゃんに、グッと近づいて見る。


明らかに、飲んでいる
(正午である)
歳は75歳。そんなにおじいちゃんでも、ない。
実年齢より老けている。
飲みすぎや。
「おまえはあ、いくつや?若いやろ。50くらいか」おじいちゃん
「40や…。10もちゃうで」私
「おまえ、麦飯食べたことないやろ!」
「白飯やな」


「そんなやつがな、こんなん言ってもアカンのや!戦争とか、知らん。

 ワシらん時は、大学なんかなかった!早稲田、慶応…あったけどな!」


なるほど、ロクに苦労もしてない若僧が、

耳学問で人に何かを訴えてもアカン

と、いうことを私に伝えようとしてくれてるのだ。

ならば、おじいちゃんではなく、老師だ。


「とにかく、アカンのやったら、麦飯のことは確実に覚えたから!」
と、私は老師に伝える。「アベもアカンのやろ。終わってもらうよう、こうして頑張るし、握手しようや!」

そう、申し出ると、
嬉しそうに、握手に応じて、何故か軽くハグして別れる。

老師は、フラフラとした、足取りで交差点を南方向に曲がる。
今から、また飲むんかいな。
私の真横では、弁護士の方が、共謀罪のバカらしい中身を、
冷静、論理的にアピール。
老師と対話していたもので、理解しやすかったであろうスピーチが、
聞きとれず、残念。
なるほど、これは、ひとつの景色だ…。

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②二人目の老師

 

場所を変え、
イオン前にて街宣。
スーパーの前とは言っても、

通りは広くなく、車と歩行者の距離が近い。


仲間は、マイクアピールを続ける。
私は変わらず、プラカードでの無言アピール。

すると、歩行車を押した、色白の老人が、
私のプラカードを、静かに見上げ、

 

「えらい、時代になった。安倍晋三…同じや。あの頃と」静かに言う。

 

これは、二人目の老師だと、すぐわかる。
老師は、私を見る。
深い目を、している。
こちらの心の底を、簡単に見越すことができるのに、

あえてそれをしないような、目だ。

腰は、曲がっているものの、矍鑠としているのが、見た目ですぐわかる。


自分は92歳だと、老師は言う。
「あの頃と、一緒や。あんた‘白紙’って知ってるか?赤紙は知ってても、白紙は知らんやろ?」

「知らないです」私は答える・

「あれで、働かせられた。同級生は、はよ死んでいった。満州で」老師
「強制労働、いうことですか?」
「………」老師はそうそう、ハッキリとは答えない。
「休みは月に一度やった」と、ポツリと言う。


満州は、岸信介が暗躍していたんですよね」私は浅い知識を、口にしてみる。


岸信介、アレにやられた。戦後捕まっていたのに、簡単に出てきた。孫の安倍晋三
 は、去年までは花を咲かせられた。毒花かもしれんが。だが、もう駄目や。人には、
 先の運命がある。私は、それが見える学問を知っている。彼は、落ちていく」


「何という、学問なんですか?」

「気学」

「………」私
「戦争が終わって、とてつもなく税をとられた。六万。今の六万やない。六千万と同じ。財産。何もかも。えげつなく盗っていった。そういうことも知られてない」


ゆっくり、小さな声で老師は話す。完全な聞きとりは、難しい。どこまでが、真なのかも、わからない。とにかく、92年の重みを感じる。

 

街宣が終わり、仲間たちと共に、撤収。

私も老師も吊られて、ゆっくりと移動する。

老師の帰路を少し、共にするような形になる。

「理性と、意思の力がすべてや」それを、大事にするようにと言わんばかりに、
老師は私に伝える。


「理性と意思で、感覚を捕えるということですか?」


老師は、少しうなずき、
「…おかげで、私はこの年齢でも、なにひとつ薬はとっていない」
そう言い残し、老師は大手筋のアーケードを抜け、

北の方角へと、向かって行った。


(白紙とは、何だろう?

 気学とは、何だろう?

 理性と意思の力とは、何だろう?)

 

 老師の姿が見えなくなってからも、私は思う。

 

***************************************

③ 三人目の老師

 

さらに場所を変え、
今度は大手筋の最西、
東京三菱UFJ銀行前での、街宣。
私は、同じようにプラカードで無言アピール。

今度は、自転車に乗った男が、ペダルをこぐ足を止め、
私のプラカードを、じっと見上げる。
茶色く染めた髪に、軽くパーマを当てている。
いぶかしげで、鋭い目つき。
アロハシャツを羽織り、口髭をたくわえている。

フュージョン・ミュージックが好きそうな、
やや、コワモテな風情。


全学連知ってるか?」男は私に尋ねる。


「歴史で知ってるよ」
「そんなんのために、こんなんがあるんちゃうんか?」
わからない。理解するために、いろいろ尋ねてみる。


男は、73歳だという。
驚いた。
「ヤンチャ坊主」だった名残すらあるのに、何と若く見えることか。
73歳ならば、ギリギリ老師と言っても良い。
話しているうちに、
キケンな過激派や『テロ』を取り締まるために、共謀罪は必要だろう、
と、私に伝えたいのだということが、わかった。

浅間山荘事件って知ってるか」三人目の老師は私に、尋ねる。
「後藤田さんが、出てきたやつやろ」私
「そうや、あんなん、えげつないで」老師
「オレかて、あんなんはキライやで。身内に疑いと刃立てて、内ゲバ起こして、
命奪うような連中は、大嫌いや」私

私が、実感を語ったからなのか、老師は深く頷く。
「おたくは、どこのモンなんや?」老師は尋ねる。
「どこでもないで、政党はニガテなんや」私
「民主(進)、共産、社民ちゃうんか?」
「共産は、さっき、あっちで頑張ってたで」
「あんなモン反対ばっかやろ。何もしとらへん。何かせな」
「民進は、反対ばっかでもないやろ。こないだヤメた〇〇さんとか、他〇〇さんとか…」
老師が少し、口元を緩めたので、私はさらに、言う。


「そら、おっちゃん言うように、共謀罪で悪いヤツ捕まえてくれたら、ええで。けど、法律なんて、アホな人間が作って、アホな人間が使うモンやろ。勘違いで捕まったらタマランで。どう見ても過激派には見えんやろ、オレ。おっちゃんは、犯罪心配してるんやろうけど、オレは法律の穴、心配してるんや」

「そらまあ、人それぞれやわな」老師は答える。

 

単語ひとつひとつ採ってみたら、全くわけのわからんオレの話に、老師、何という理解力だ。

「それぞれ言うても、世の中平穏であって欲しいいうのは、一緒やろ。そやし立場違っても、その辺は、一緒にやって行こうや」私は、老師に言う。


だが、(一体、何を一緒にやるというのだ)と、自分でも思う。


「けど、この法律は、通さなアカン!」老師
「え…?」私
「…?」老師


「とっくに通っとるわい!(笑&怒)そやから、必死でこうやって反対してるんや!!(笑&怒)
知らんかったんかい!もうええわ。通っとるん、わかったら、おっちゃん安心したやろ!オレあ不安でしゃあないわい!」


イカった(?)私が、そう言うと、老師は自転車に乗って、手を振り(ちょっとウチ帰って、高中正義聴いてくるわ)とでもいうような、ニッコリ笑顔で、
大手筋を西へと去って行った。
(何や、笑うとカワイイやないか…)私


今度は、近くで話を聞いてた、おばちゃんが近くへ来て、
「イヤイヤ、私はおかしい思うで、この法律。私は戦争終わったとき、7歳やったから、わかる!」と、話しかけてくれる。
礼を言う。

***************************************

 

追記)しかし、私にとって、本当に敬愛する老師は、村上さんなのだ。
村上さんは、いつものようにマイクで語られる。


治安維持法を疑わなかった、ご両親が満州へ行くことも、疑わず、その後…


私ごときが、書けないが、

運送会社で勤務中の若者が、仕事の手を一端止めてまで、村上さんの話に真剣に聞き入っていた。
共謀罪が施行された、今日、この日の出来事を、私は忘れないだろう。

 

かやつり草のある場所

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滋賀県で、
最近、知り合った友人の、

ちさちゃんとは、
ずいぶん、昔からの友人だった。

 

古いつきあい、ということになるので、

陽光差す、

彼女の部屋で、
お茶とお菓子を頂いていたとき、
自分の、失恋状態を説明してみた↓

tarouhan24.hatenablog.com

いや、このリンクには意味がない。(so what?)

読む必要などないし、読んでしまっていたら、すみません。
ちさちゃんは、尋ねてきた。


「失恋状態って、何なのか」と。


それに、何と答えるか?と、いう問題ではなく、
私は、失恋でもしていなければ、
ちさちゃんのことを書くのは、不可能だっただろう。

 

象徴的であろうが、
現実的であろうが、
失恋をすれば、大きなものを、失う。
傷だらけの、ひとりだ。
「ひとり」は、そこに、自分の場所を見定める。
本能的な修復作業だ。

場所。
ちさちゃん、彼女は、まるで場所だ。

私のための場所ではなく、彼女のための場所。

 

彼女は、‘かやつり草’と、いう場所と言葉を持っている。
*‘かやつり草’は、彼女のブログタイトル↓

sallygarden.hatenablog.com

 

これから、恋を失った私が、
ちさちゃんの場所に、行ってみたと仮定する。

 

 

比べたり、馴染めてないと感じることも、さみしさも、中途半端なつながりの中でいると余計にさみしいものです。

~‘かやつり草’ i am lonely but not aloneより~

 

 

ならば、どうすればよいのか?
今度は、私(so what?)が、ちさちゃんに、尋ねる。

 

 

意識して隠者となってみる

それがむりなら1人の時間をつくってみる 

根を張ってみる。

(いや根を張っていることにめをむけてみるか)

~‘かやつり草’ i am lonely but not aloneより~

 

 

 「なるほど」と、私(so what?)は、思う。
…なるほど、注意深く考えたら、そのようになるのか?

彼女は、世界一孤独なのかもしれない。
それならば、気を使わなくて済む。
ちさちゃんには、‘かやつり草’があり、
私には、so what?(だから何?)がある。
どちらも、孤独な惑星だ。
大きな声で、叫べばよい。
「お~い、そちらの寂しさは、どないなもんなんや!」

******************************************

彼女には、言葉以外にも、うたがある。


キぺルスパピルス…↓

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彼女は、彼女の場所で、
何にでもなれるのだ。
だから、ちさちゃんは、たまに自分を消す。
彼女自身が、場所なのだから、別に不可能なことではない。
彼女には、表現する必要すら、ないのかもしれない。
でも、ちさちゃんは、言葉と歌を届けてくれる。
親切な、道しるべのように。

バンド・メンバーはウクレレと歌うたいの、とむやんと、

芝生みたいなベース弾き、あきさん。
三人編成のバンドの中で、
ちさちゃんの声は、彼女の背中から溶け出すように、聴こえてくる。
ウクレレか、ピアニカの音を鳴らすときもある)

 

キペルスパピルスのショウのとき、
は、

どうするかというと、

彼女を、
暗い海原の灯台のようにして、
己の生きる場所を、確認するのだ。

ちさちゃんのうたが、
彼女の背中から聴こえてくる。
さらに、そのまた後に、言葉たちがひかえている。
言葉が、一言も話さない。
当然のことなのだ。
言葉が出てくるのは、
理解が足りていない、部分なのだ。
理解しつくしたことを、言葉にする必要はない。

かやつり草に、一番大事な部分は、
言葉に、出てきていないところなのだ。

ついでに言うと、
ちさちゃんは、
何かを求めて、遠くに行くとこもないだろう。
(根を張っていることにめをむけてみる)
旅は、必要かもしれないが、多くなくとも良い。

まるで、
私の
so whatの、

‘旅にでなかった’だ。↓

tarouhan24.hatenablog.com

 

私の部屋は、この「so what?
おいで下さいまして、ありがとうございます。

 

もし、ちさちゃんが、
私の部屋に遊びに来ていて、
そこから出ていったとしても、
私は、さほど気にしないだろう。
アテにしているわけではないはずだ。
なにせ、

彼女は批評眼を、持ち合わせているものだから、
批評を批評しても、

無限の合わせ鏡になるだけなのだ。
静謐な、ミニマル・ミュージックのように。
それこそ、‘so what?’的な。

’ これからは、
‘かやつり草’を読むときは、電気を消そうと思う。

そうすれば、私は、この胸の痛みからも、ようやく解放されるのだ。

ええで! ~あいつは、阪急ブレーブス~

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人間というのは、
脆い生き物で、
何にも依存せず、

「自己」のみで生きるというのは、難しい。

完全なる、無宗教状態だとは、
中々、言いきれるものではない。
これは、私自身にも言える。

イスラム教も、
キリスト教も、
仏教も、

インディアンの教えも、
天皇教も、
会社の社訓も、
ある種の政治思想も、
創価学会も、
自己啓発本も、
占い師も、

ジョン・レノンも、

何ひとつ、信じられなかったので、
本当に、病院送りになってしまった。
(感じは悪いが、イヤミで言ってるわけではない…)
今、現在、自分が延々と、主夫日記をつけているのは、
この辺りに、原因があるのかもしれない。

家庭すらなく、
本当に、街中をさまよっていただけの頃は、
野球だけが、ボクの生きがいだった。
これは、人間離れした状態だ。

関西人でありながら、
阪神タイガース」ノリに、
どうも、馴染めなかった自分には、


「阪急ブレーブス


と、いう選択肢があった。

とにかく、

オシャレである。
学校のプールの縁のタイルみたいな、

阪急電車に、
ピンク色のラインのユニフォーム。


高級感溢れる外壁の、

西宮球場(行ったことは、ない)
何より、
意味は知らないが、
ブレーブス」という、

何処か洗練された響き。

阪急黄金時代と言えば、

思い浮かぶ名前、
福本、大熊、加藤英、マルカーノ、ウィリアムス、高井、中沢、
長池徳二山田久志足立光宏山口高志

だが、これは後付けで、
76年生まれの私は、

こんな時代は知らん。

安保闘争」くらい、ピンと来ない。

実際は、
山田久志福本豊(もはや、決して走らない)
星野伸之佐藤義則、ブーマー、松永、石嶺、蓑田浩二
そして、何といっても、

アニマル・レスリー


と、いったところだろうか。

 

ウエさん(親しみをこめて)は、
関西大学を、
表口入学し、
(同期の村山実さんは、名前を書いただけで、通ったらしい。
 あくまでウワサ)
将来、進むべき道は、
法学か、野球か?の選択だった、
と、いうほどのインテリ。
野球の道を選んでからも、
常に手元に本を、4,5冊は置いていたらしい。

そんな人物が、
どうして、日本シリーズで、
「これ以上はムダやないか?」と、思えるような、
1時間19分もの、

猛抗議をしたのだろうか?

最も、
この伝説の抗議も、

ボクからしたら、歴史の出来事で、
リアルタイムで、

初めて、ウエさんを意識したのは、
阪急の大エース、

山田久志投手の、
連続開幕投手の世界記録を、
ウエさんの采配で、止めてしまったときだった。

後、天下のNHKのニュースか、ドキュメンタリーが、
ウエさんや、山田投手が、
それぞれの立場から
「あの時」を、
振り返るという、

ド不幸企画を、放映していた記憶が、
うっすらとある。
何か、スタジオだか、
どこか、場所が判然としない、
真っ暗な背景の中、
画面ドアップで、

何かを語る、ウエさんの話の中身は、
子どもの私に、

理解できるはずもなかったが、
その苦悶に満ちた表情は、

何かを、確実にテレビ画面の向こうに、伝えていた。

 

次は、もうはっきりと、記憶しているのだが、
ウエさんの、最後の現役監督としての仕事、
日本ハムファイターズの監督時代。
(最晩年の、落合選手が在籍していた)


さすが、

ウエさんの手腕、
日ハムが、

(確か相手西武やったかな…)
優勝争いの、

デット・ヒートを繰り広げ、
珍しく、

天下のNHKで、パ・リーグの試合が放送されるということで、
テレビをつけてみると、

 

そこに、ウエさんはいない…。


気の毒に、
一口では言えない、

事情があったらしく、

ご家族の、宗教問題で辞任するというのだ…

なぜ?なぜ?
ウエさんについては、
ホントにわからないことが、多かった。
ご自身は、
あの伝説の猛抗議について、
「引くタイミングが、見つけられなくなった」
と言ってたが、それでもよくわからなかった。

 

ウエさんのことを、
同じく、
パ・リーグの伝説的選手である、

西鉄ライオンズ豊田泰光さんが、

このようなニュアンスで語っていたと、
記憶する。

「頭が良すぎて、周りがバカに見える」
言い得て、妙である。

温厚で、知性的、冷静沈着な人物が、
意外と、瞬間湯沸かし器だったりする。
ウエさんのおかげで、
ここ一番、
あなたが、それを絶対やってはいかん、
という場面で、
人がとんでもなく、
エキセントリックな行動をとったりすることを、

全肯定とまではいかんにしろ、
何となく複雑な感情で眺める、
トコまでは、
自分を踏みとどまらせるように、
できるようには、なった。

何だって、明日は我が身なのである。

どういう人だったんだろうなア。
上田監督。
イメージかもしれないが、
結局のところ、

根本では、

単に、人情家だったのではないだろうか?
小選挙区制以来、
結果のみで全てが語られる、

世の中になり(多分)
効率と対策ばかりが求められ、
人情は、紙キレのようになってしまった。


ウエさんが、
その役割を、終えはったことで、
世の中から人情というものが、

少々は、復活するのではないだろうか?
と、思えんこともない。


自分はどうあがいても、
ドライにも、クールにも、

生きられそうにない。
より、一層、

熱く、ウェットに生きようと思います。


ええで!

 

今日は、只の日記~信楽に行ってきました~

 
昨日は、ちょいと信楽に行ってきましてね。
いつもの、逃亡癖です。
自分が、追われてるんか、追われていないのか、はっきりしないまま、
逃亡するのは、タチが悪いんですよ。
行き場所なくしますからね。
浮遊霊みたいな、モンです。
 
さて、信楽に入ると、
佐川急便のトラックが。
青い制服を着た、お兄さん、何だかコロコロとしている。
佐川のお兄さんといえば、
「佐川男子」というカレンダーが、発売されるくらい、
サッカー選手みたいな、筋肉質でシュッとした、
お兄さんがほとんどなのだが、ここは信楽
お兄さん、確かに、尻尾が生えていた。
ストレンジ…
 
今日のお目当ては、何といっても、
信楽開発センター大ホールにて、
こまっちゃクレズマ、ライブ!
 
オープニング・アクトは、キペルスパピルス

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普遍性を発揮する、とむやんの歌とトーク
毎回凝視してしまう、あきさんのベースも良かったけど、
この日は、ちさちゃんに、つきたな。
写真見てくださいよ、
すごく良くないですか♡
けど、何が良かったかってのは、書けないんですよね。
自分の顔のことが、書けないのに似ています。
自分だけが、気づいているのに、書けない。
ということは、同時に自分だけが、
気づいていない、ということなんですかね?
 
 
続いては、オトノワ楽団↓

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はい、

naomiちゃんは、私の太陽です。
一瞬の晴れ間で、マコトに美しく輝いてました。
気絶です。
スゴイことは、いつでも、前よりスゴイんです。
(ただのファンか…)
こんな風に歌えたら、こんなして、
コマコマと、文字を打つこともあるまいて。
フル稼働のmaeちゃんの、
ドラムと歌は、やっぱり踊りだしてしまう。
びっくりさせてくれるんです。

よう見たら、
バンドメンバー、全員知人でしたね。
みんな、何か楽器やってるし。
音楽知識が、全くないのが幸いして、
細かいニュアンスが、理解できず、
いや~モノを表現できる人たちって、スゴイなア。
と、完全傍観者で、

まるで、イカシタPVを見ているかのごとくの、
ドキドキワクワク感でした。

 

あ、ほんで今、
オトノワ楽団に、ピート・タウンゼントがいないんですね↓

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これは、前のライブの写真なんですけど。
この青春性が、欲しいなア。

(この方だけは、知人ではないんですが…)



つづいては、
激情のロックンロール・バンド
アフロ温泉↓

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 上記のスゴ腕ドラマーが、
人格とヘア・スタイルを変えて、
しょうもない8ビートを、叩かされてました。


「琵琶湖のほとりで逢いましょう」
は、涙が出るほどの、感動でした。



メインアクトの、
こまっちゃクレズマ↓

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これぞ、プロ!
という感じで、
初めてプログレのCDを聴いたときの、
興奮を思い出しました!
(単なる、キング・クリムゾンですが)

 

途中で、
ふらふらと、
散歩に行きました↓

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もう、この看板だけで、
完全に、勝負ありですね。

聞くところによると、
これは、暴走族の当て字に該当するものではなく、
信楽」の昔の漢字表記のようです。

 

 

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↑さすが、陶器の町。
こんなんも、あったりして。
つきあいたてのカップルが、行ってそうですね。
その真横で、無言でろくろを回したいです。

 

 

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セブンイレブン信楽長野店。
魔がさして、コーヒーを飲んでしまいました。
ちゃんと、マズく安心しました。
店員さんの愛想も異常に悪く、これも安心しました。

 

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社民党の、ポスター発見!
秘かに、ロゴ、かなりカッコいいと思うんですが。
「反対からは、何も生まれない」という論調も確かですが、
やはり、ひとつのパワーと、形がありません?

 

 

 川です↓

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 信楽まで来ると、
割と上流の方になるんかな?
水、きれいです。

 

 

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最後はやっぱり、コレ!↑
うちの玄関先のやつも、
ここで買いました。

 

滋賀、


とりわけ、この日の信楽には、
平和の「核」みたいなモノが存在しました。
ここから、世界に向かって葉が伸びて行きますよ~
必ず。
あなたも、見届け人になってみませんか?

作詞2

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久しぶりに、
作詞をしました。
作詞の体をなしてるのか、

わかりませんが…

2つ、あります。

 

①「腐りゆく」

 

あなたが笑って ぼくは笑う
あなたが怒って ぼくは怒る
あなたが悲しくて つられて泣く
ほんの少しも 待つことができない


借り物の平和に つかっていることに
あなただけが 気づいていた

 

軍隊が たまたまいない町に
住んでいることも

あなただけが 気づいていた

 

あなたは愛しい自分には 気づかなかった
ぼくは それを伝えることもしなかった

 

太陽の光は ぼくを腐らせてゆく
一瞬の晴れ間が ぼくを腐らせてゆく

水に映る鏡は ぼくを腐らせてゆく
飛び散る水滴が ぼくを腐らせてゆく

 

 

あなたが笑って ぼくは笑う
あなたが怒って ぼくは怒る
あなたが悲しいと つられて泣く
ほんの少しも 待つことができない


世界が 一種類だけではないことに
あなただけが 気づいていた

 

新聞に 書かれていることが
まともでないことも
あなただけが 気づいていた


愛する人が 他にいることも
あなただけが 気づいていた


あなたは愛しい自分には 気づかなかった
ぼくは それを伝えることもしなかった

 

太陽の光は ぼくを腐らせてゆく
一瞬の晴れ間が ぼくを腐らせてゆく

水に映る鏡は ぼくを腐らせてゆく
飛び散る水滴が ぼくを腐らせてゆく


雪の結晶は ぼくを腐らせてゆく
あなたの瞳の光が ぼくを腐らせてゆく

 

 

②「鏡よ、鏡」

 

あなたの 手の

中に ある

わたしの 胸 の鏡に

うつる 踊る あなたを

見ている わたしの

手の中に ある

あなたの 胸 の鏡に

うつる 踊る わたしを

見ている あなた

 

「好き」の上に 積み重なる何か
「好き」の上の 重なる余計なこと

 

わたしがいなくなった
あなたがいなくなった

 

あなたのことを振り返る時間がない
わたしのことを振り返る時間がない

 

あなたの 手の

中に ある

わたしの 胸 の鏡に

うつる 踊る あなたを

見ている わたしの

手の中に ある

あなたの 胸 の鏡に

うつる 踊る わたしを

見ている あなた

「好き」の上に 積み重なる何か
「好き」の上の 重なる余計なこと

 

わたしがいなくなった
あなたがいなくなった

 

あなたのことを振り返る時間がない
わたしのことを振り返る時間がない

 

わたしには寂しさが足りないのです
わたしは寂しさが欲しいのです